6月11日、ロシアのプーチン大統領は今年中に40基以上の大陸間弾道ミサイルを追加配備すると明らかにした。写真は軍事フォーラムで演説する同氏。(2015年 ロイター/Maxim Shemetov) [クビンカ(ロシア) 16日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は16日、今年中に40基以上の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を追加配備する方針を明らかにした。欧米諸国が警戒心を強める可能性が高い。 プーチン氏はモスクワ郊外で開かれた軍事関連のフォーラムで講演し、「最先端のミサイル防衛さえも突破できる能力を持つ40基以上のICBMを年内に、核兵器備蓄に追加する」と述べた。配備するミサイルの詳細は述べなかった。 プーチン氏は、安全保障上の脅威が増す中でロシアは核の抑止力を保たなければならないとこれまでも強調。ロシアはウクライナのクリミア半島に核兵器を配備する権利を持つとしている。 プーチン氏はさら