フィレンツェでの「社会不適応詩人」との暮らし→シングルマザー→帰国して7足のわらじ→14歳年下のイタリア人男性と再婚……と、人生が変転する中で、漫画家として活動を始めたヤマザキマリさん。遠くリスボンの地で「私は無名のまま、この仕事を続けていくのだろう、でも、こういう暮らしも実は心地よい」と、やっと穏やかな気持ちになった時に、今度は『テルマエ・ロマエ』の大ヒットという怒涛が押し寄せます。 ヤマザキマリ 1967年東京都生まれ。1984年、高校2年の時にイタリアへ渡り、フィレンツェのイタリア国立美術学院で油絵と美術史を学ぶ。96年に帰国し、大学のイタリア語講師、札幌テレビ放送の温泉レポーター、日伊協会の事務局及び美術展のキュレーターなどを務める。2002年、イタリア人の比較文学者、ベッピ・キウッパーニとの結婚を機に、エジプト・シリア・ポルトガル・アメリカなどに暮らす。04年、婚家のユニークな家
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