ブックマーク / www.megamouth.info (6)

  • ずっと夜で - megamouthの葬列

    入った会社はWebサービスをやっていた。アクセスカウンターとかレンタル掲示板みたいな、そういうプリミティブな感じのウェッブ。今でも化石みたいに残っているとこがあるよね。teacupとか。もうないか。 当時はそういうことをしている会社をASP(Application Service Provider)と呼んでいて、「うちはASP事業やってるんです」と言うと通りが良かった。 名刺代わりっていうのかな、何が出来るのか、うちはこんなに技術力あります、ってのをさ、運営しているWebサービスで表現するわけ。同業者が集まったらさ、世間話している風で、自分とこのサービス自慢しまくるんだよね。なんかこう、いやあ負荷高くて、この前もサーバー落ちてぇとか、うちのユーザーは中学生が多いんでぇとか、今で言うマウントの取り合いだよね。どこも流行ってないからさ、意味のわからないとこで競ってるんだよ。 プログラマ的にはA

    ずっと夜で - megamouthの葬列
    exshouqosa
    exshouqosa 2019/09/03
    よく分からない世界だけど空気感が伝わった気がする。
  • 底辺IT企業は『書けない』プログラマとどう向き合ってきたか - megamouthの葬列

    新年から夢のない話で申し訳ないのだが、表題のとおりのテーマである。 note.mu という記事があって、むやみに長いので飛ばし飛ばし読んだ。 大意としては、世の中には「書けない」プログラマというのがいて(元エントリでは学生さんのようである。さもありなん)そういう人はどうやったって書けるようにならないんだから、諦めろ、という話のようである。 で、じっと手を見て、下請け底辺のIT企業にいる私たちは、このような人々をどうしてきたろうか、と考えると、「放ったらかし」にしたなあ、と思うのである。 最初のほうは優しく教えていたと思う。話したりハンズオンしている時に、あっこの子、変数のことわかってないな、と感じたら、ホワイトボードを持ち出してきて、例の"x"と書いた箱の絵に矢印を引いて、値が入っている図を書いて、「わかった?」「あ、はい」みたいなやり取りをして終わり、という程度の「教育」である。 だが、

    底辺IT企業は『書けない』プログラマとどう向き合ってきたか - megamouthの葬列
  • 勉強するとこんな人になりますよ - megamouthの葬列

    axia.co.jp どこかのエントリで呼ばれた気がした。 必要もないのに他人のエントリに乗っかるのは好きではないのだが、たまにはブログっぽいことを書かないと、と思ったので、軽く書く。 ある勉強したプログラマの末路 まず自分の話をしたい。 私は趣味で多数の求人サイトに登録している。 転職エージェントはうるさいので使っていない。 サイトに登録して、経験言語と年数にチェックを入れ、職務経歴書をサニタイズして(なんとこの用語は顧客を特定できないように「無毒化する」という意味で一般的に使われ始めている)掲載しているぐらいである。 ちなみにpaizaでもSランクを持っている。自慢にもならないし、求職活動に役立つわけでもないが、持っている。 こうして、現年収を正直に「200万」と書いておくと、スカウトメールがけっこうやって来るので、それらを暇つぶしに眺めるのである。 Webで年収400万超えるとこって

    勉強するとこんな人になりますよ - megamouthの葬列
    exshouqosa
    exshouqosa 2018/09/08
    面白かった
  • フェティシストの先輩はいくじなし - megamouthの葬列

    私が今のように酒飲みでなく、駆け出しのPerlプログラマだった頃、先輩がいた。 私達が仕事のコードを書いている時、先輩は聞いたこともないフレームワークのテストをしていたり、英文のサイトを読んで大半の時間を過ごしていた。 たまに気が向くと、私のような新米プログラマー達にDBマイグレーションが簡単にできる方法や自作のフレームワークのアーキテクチャを優しく教えてくれたりしたが、それらは全て当時の私達の理解を超えていて、正直、どう反応していいものやらわからなかった。 1 ある時、私達のプロジェクト炎上した。 納期ギリギリで、システムが出来るには出来たのだが、挙動が不安定で、何より実行速度が極度に遅く、想定のユーザー数をさばけなかったのだ。 社長が出てきたり、顧客との悶着があったりした末、納期が再設定され、先輩がプロジェクトリーダーになり、私達がそれを手伝うことになった。 のんびりした様子で先輩は

    フェティシストの先輩はいくじなし - megamouthの葬列
  • 4つのしまりのない鎮魂曲 4/4 - megamouthの葬列

    4 金がないのである。 どうしてこんなに金がないのか。 花輪和一の「刑務所の中 (講談社漫画文庫)」(私はこの漫画の台詞を全て諳んじることができる)から引用すれば、「貧乏の天才だな」と言ったところである。 フリーランスWebエンジニアである私は、多少案件規模によってディスカウントはするが、人日あたり、3万~4万とることにしている。つまりは、私を1日中(8時間)働かせると3万円以上の金額が発生する。 これはフリーランスエンジニアとしては、少なくとも大阪では、高いほうだ。 なので、クラウドワーキング的なサイトの相場を見て、しかもそれが受注に至っているのを見かけると、怖気がつく。 私の単価で、同じ仕事をこなすとすれば、3時間かそこらで実装を完了させ(しかも一切のバグを出してはならない)、メールのやりとりは2~3通以内、といった具合でやらなければならない。 実装については、やってやれないこともな

    4つのしまりのない鎮魂曲 4/4 - megamouthの葬列
  • 弊社から社員が退職しました - megamouthの葬列

    5月末付で、弊社のエンジニア退職することになりました。 彼は私がこの会社の社長を勤めて、初めての新卒採用の社員の一人だっただけに、思い入れも強く、彼の人生が輝かしいものになることを祈念せずにはおれません。 弊社は大手企業様との直接取引の案件が多く、業務系システムからWeb系システムまで、幅広く開発業務を行っております。 弊社は、彼のようなスペシャリストの他、営業、マネージャー、PM、PLなど多彩な人材を抱えており、それぞれの文化が異なっているのを面白く見ておりました。 特に、エンジニアの世界では退職した時にブログ・エントリを書く文化があるそうです。 私はエンジニアではなく経営者ですが、退職エントリを書いてみようと思います。 何をやってもらっていたか Web系システムの開発をお任せしていました。 将来的にはフルスタックエンジニアを目指してもらう為、新卒入社時より、Web系システムの制作チー

    弊社から社員が退職しました - megamouthの葬列
    exshouqosa
    exshouqosa 2018/05/21
    ネタなのか リアルだなあ。拍手
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