新型コロナウイルスの感染拡大によって、ついに東京のほか、6府県に緊急事態宣言が発令される事態となってしまった。繁華街から人が消え、海外では都市封鎖、これまで見たこともない光景が広がっている。 果たして、想像すらしていなかっただろうか。ウイルスを扱った映画はこれまでいくつかあり、そのどれもが危険性を示してくれていた。だが、多くの人は娯楽として楽しむだけで、真剣に受け止めていなかったのではなかったのではないだろうか。社会が混乱を極めている現在、改めて見てみると、作品がいかに有用だったか、気づかされる。「ちゃんと観ておけばよかった。もっと多くの人が観ていたらよかったのに」と悔やまれるばかりだ。 コロナ禍で専門家にも頼られる出演者たち 接触によって感染する強力な新種のウイルスが中国から欧米、そして東京と瞬く間に広がり、死者が続出。といっても、これはコロナの話ではない。『コンテイジョン』(2011)
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