ツイッターに大規模障害が起きても、紙に書き込んでツイートできる「ペーパーツイッター」の街頭配布が1日から全国で始まった。米電気自動車大手テスラのイーロン・マスク氏による買収以降、運営をめぐる状況は日々刻々と変化。「サービス終了」という最悪の事態に備えるツイッター利用者らが各地で長蛇の列を作った。 マスク氏はツイッターを買収した直後から、技術者を含む従業員を大量解雇。なりすまし防止の観点から著名人や公的機関などに無料で提供していた「認証済みバッジ」を有料サービス利用者に提供したり、凍結されていたドナルド・トランプ前米大統領のアカウントを解除したりするなど、これまでの運営方針を大きく転換させた。 このような混乱に不信感を抱いた大手企業が相次いで広告出稿を見合わせているほか、大量解雇によってシステム障害に対応できる技術者が不足しているとの懸念も出ている。財務と安全の両面で不安定な状態が続いており