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ブックマーク / www.aozora.gr.jp (127)

  • 電車の混雑について (寺田 寅彦)

    地球物理学者。漱石の門下生でもあり、吉村冬彦の筆名で作品を書いた。数多くの随筆があり、いまでも多数の読者に愛読されている。 「寺田寅彦」

    電車の混雑について (寺田 寅彦)
  • ある探偵事件 (寺田 寅彦)

    地球物理学者。漱石の門下生でもあり、吉村冬彦の筆名で作品を書いた。数多くの随筆があり、いまでも多数の読者に愛読されている。 「寺田寅彦」

    ある探偵事件 (寺田 寅彦)
  • 狂歌師赤猪口兵衛 (夢野 久作)

    名・杉山泰道。右翼の大物・杉山茂丸の子として生まれ、はじめ農園経営に従事。僧侶、新聞記者などを経て、作家に。死の前年に書かれた大作『ドグラ・マグラ』をはじめ、怪奇味と幻想性の色濃い作風で日文学にユニークな地歩を占める。 「夢野久作」

    狂歌師赤猪口兵衛 (夢野 久作)
  • 寺田寅彦 電車の混雑について

    満員電車のつり皮にすがって、押され突かれ、もまれ、踏まれるのは、多少でも亀裂(ひび)の入った肉体と、そのために薄弱になっている神経との所有者にとっては、ほとんど堪え難い苛責(かしゃく)である。その影響は単にその場限りでなくて、下車した後の数時間後までも継続する。それで近年難儀な慢性の病気にかかって以来、私は満員電車には乗らない事に、すいた電車にばかり乗る事に決めて、それを実行している。 必ずすいた電車に乗るために採るべき方法はきわめて平凡で簡単である。それはすいた電車の来るまで、気長く待つという方法である。 電車の最も混雑する時間は線路と方向によってだいたい一定しているようである。このような特別な時間だと、いくら待ってもなかなかすいた電車はなさそうに思われるが、そういう時刻でも、気長く待っているうちには、まれに一台ぐらいはかなりに楽なのが回って来るのである。これは不思議なようであるが、実は

  • 芥川龍之介 邪宗門

    一 先頃大殿様(おおとのさま)御一代中で、一番人目(ひとめ)を駭(おどろ)かせた、地獄変(じごくへん)の屏風(びょうぶ)の由来を申し上げましたから、今度は若殿様の御生涯で、たった一度の不思議な出来事を御話し致そうかと存じて居ります。が、その前に一通り、思いもよらない急な御病気で、大殿様が御薨去(ごこうきょ)になった時の事を、あらまし申し上げて置きましょう。 あれは確か、若殿様の十九の御年だったかと存じます。思いもよらない急な御病気とは云うものの、実はかれこれその半年ばかり前から、御屋形(おやかた)の空へ星が流れますやら、御庭の紅梅が時ならず一度に花を開きますやら、御厩(おうまや)の白馬(しろうま)が一夜(いちや)の内に黒くなりますやら、御池の水が見る間に干上(ひあが)って、鯉(こい)や鮒(ふな)が泥の中で喘(あえ)ぎますやら、いろいろ凶(わる)い兆(しらせ)がございました。中でも殊に空恐ろ

  • 寺田寅彦 津浪と人間

    昭和八年三月三日の早朝に、東北日の太平洋岸に津浪が襲来して、沿岸の小都市村落を片端から薙(な)ぎ倒し洗い流し、そうして多数の人命と多額の財物を奪い去った。明治二十九年六月十五日の同地方に起ったいわゆる「三陸大津浪」とほぼ同様な自然現象が、約満三十七年後の今日再び繰返されたのである。 同じような現象は、歴史に残っているだけでも、過去において何遍となく繰返されている。歴史に記録されていないものがおそらくそれ以上に多数にあったであろうと思われる。現在の地震学上から判断される限り、同じ事は未来においても何度となく繰返されるであろうということである。 こんなに度々繰返される自然現象ならば、当該地方の住民は、とうの昔に何かしら相当な対策を考えてこれに備え、災害を未然に防ぐことが出来ていてもよさそうに思われる。これは、この際誰しもそう思うことであろうが、それが実際はなかなかそうならないというのがこの人

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    ext3 2011/03/26
    ツイッターで何故か紹介されていたので
  • 小酒井不木 安死術

  • 安死術 (小酒井 不木)

    名は小酒井光次(こさかいみつじ)。医学博士。東北帝国大学教授。生理学の分野では当時世界的な権威だったという。1921(大正10)年から雑誌「新青年」に探偵、犯罪を主題にした小説、論文を発表。翌年、病気のために退職。1924(大正13)年から探偵小説家として格的に活動した。小酒井不木については「奈落の井戸」(もぐらもち氏作成)が詳しい。筆名の読みは、「こさかいふぼく」、「こざかいふぼく」の二通りが流布しているが、もぐらもち氏は検証の結果、「こさかいふぼく」が妥当との結論を導き出している。 「小酒井不木」

    安死術 (小酒井 不木)
  • 奇友往来 (牧野 信一)

    神奈川県足柄下郡小田原町生まれ。大学卒業後、同人誌「十三人」を創刊し、『爪』を発表する。これが島崎藤村に認められ、その藤村の紹介で「新小説」に『凸面鏡』を発表。代表作に『父を売る子』『鬼涙村』。神経衰弱から、1936年3月24日、小田原の実家で自殺。 「牧野信一」

    奇友往来 (牧野 信一)
  • 暗黒星 (ニューコム シモン)

    1862-1920 名は周六。ジャーナリスト、翻訳家、文筆家。高知県生まれ。大坂英語学校に学んだのち17歳で上京。文筆による政治活動を経、24歳「絵入自由新聞」主筆、のち「都新聞」主筆、同紙に次々と翻訳小説を連載し好評を博したが、交代となった新社長と意見が衝突し退社。退社仲間と共に30歳(1892年)「万朝報《よろずちょうほう》」を創刊。新聞経営のかたわら同紙に『鉄仮面』『巖窟王』『噫無情』など翻訳小説を発表し続ける一方、社会面に著名人の妾調査など掲載し「三面記事」の語源ともなる。また、人文関連の著書には『小野小町論』『天人論』などがある。 「黒岩涙香」

    暗黒星 (ニューコム シモン)
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    ext3 2010/11/03
    江戸川乱歩がタイトルを拝借したという例のSF
  • 河童 (芥川 竜之介)

    東大在学中に同人雑誌「新思潮」に発表した「鼻」を漱石が激賞し、文壇で活躍するようになる。王朝もの、近世初期のキリシタン文学、江戸時代の人物・事件、明治の文明開化期など、さまざまな時代の歴史的文献に題材をとり、スタイルや文体を使い分けたたくさんの短編小説を書いた。体力の衰えと「ぼんやりした不安」から自殺。その死は大正時代文学の終焉と重なっている。 「芥川龍之介」

    河童 (芥川 竜之介)
  • 図書カード:桜の樹の下には

    大阪生まれの作家。エンジニアを目指して三高に進むが、文学に惹かれるようになり、東京帝大英文科に入学。しかし、少年時代からの肺結核のために卒業はできなかった。初の作品集「檸檬」刊行の翌年に早逝。 「梶井基次郎」

    図書カード:桜の樹の下には
  • 図書カード:桜の森の満開の下

    小説家。名は炳五(へいご)。新潟市西大畑町に生まれる。幼稚園の頃より不登校になり、餓鬼大将として悪戯のかぎりを尽くす。1926(大正15)年、求道への憧れが強まり、東洋大学印度哲学科に入学するも、過酷な修行の末、悟りを放棄する。1930(昭和5)年、友人らと同人雑誌「言葉」を創刊、翌年6月に発表した「風博士」を牧野信一に絶賛され、文壇の注目を浴びる。その後、「紫大納言」(1939年)などの佳作を発表する一方、世評的には不遇の時代が続いたが、1946(昭和21)年、戦後の質を鋭く把握洞察した「堕落論」、「白痴」の発表により、一躍人気作家として表舞台に躍り出る。戦後世相を反映した小説やエッセイ、探偵小説歴史研究など、多彩な執筆活動を展開する一方、国税局と争ったり、競輪の不正事件を告発したりと、実生活でも世間の注目を浴び続けた。1955(昭和30)年2月17日、脳溢血により急死。享年48歳

    図書カード:桜の森の満開の下
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    ext3 2009/11/08
    前に読んだ事あったな
  • 作業中 作家別作品一覧:黒岩 涙香

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    ext3 2009/10/18
    「暗黒星」まだ校正前か
  • RUR (チャペック カレル)

    1982年生まれ。高校1年時よりネット上での翻訳活動を始め、以来、パブリックドメインになった文芸の各種翻訳を共有作品として提供しつづけている。現在は翻訳研究(Translation Studies)を進めるとともに、フリーランスの翻訳家・執筆家としても活躍中。

    RUR (チャペック カレル)
  • 鵺 (楠山 正雄)

    東京銀座生まれ。家は印刷業を営んでいたが、父が急逝し、また母の再婚がうまく行かず、家業は没落してしまう。そのため親戚を転々とし、多難な少年時代を送った。だが芝居好きの祖母や、学問熱心な伯父、また早稲田大学時代に師事した坪内逍遙や島村抱月など、周囲の人に恵まれ、彼の基礎がはぐくまれていった。大学卒業後の1907(明治40)年早稲田文学社に入り、編集者としてのキャリアを始める。そして読売新聞社を経て、1910(明治43)年冨山房に入社、そこで「新日」の編集主任として励むかたわら、一方で逍遙の「文芸協会」に参加し、評論あるいは翻訳劇脚家として活躍する。文芸協会解散後も抱月の芸術座に続いて参加し、しばらく編集者と演劇人の二足のわらじを履いていたが、1915(大正4)年冨山房社長の命を受け、「模範家庭文庫」の担当となる。親交のあった岡帰一にヴィジュアル面を託し、他人の原稿を編集するうち、児童文

    鵺 (楠山 正雄)
  • アクセスランキング

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    ext3 2009/08/01
    ほう、ドグラマグラが一位か
  • 青空文庫 テキスト版 アクセスランキング (2009.01.01 - 2009.01.31)

    テキスト版 アクセスランキング (2009.01.01 - 2009.01.31) ランキング 作品名 副題 著者名 アクセス数 1 ドグラ・マグラ 夢野 久作 1094 2 蟹工船 小林 多喜二 918 3 吾輩はである 夏目 漱石 711 4 こころ 夏目 漱石 676 5 源氏物語 01 桐壺 紫式部 588 6 〔雨ニモマケズ〕 宮沢 賢治 518 7 人間失格 太宰 治 490 8 坊っちゃん 夏目 漱石 477 9 羅生門 芥川 竜之介 455 10 銀河鉄道の夜 宮沢 賢治 420 11 空家の冒険 ドイル アーサー・コナン 369 12 船中八策 坂 竜馬 368 13 蜘蛛の糸 芥川 竜之介 346 14 黒死館殺人事件 小栗 虫太郎 340 15 モルグ街の殺人事件 ポー エドガー・アラン 296 16 注文の多い料理店 宮沢 賢治 290 17 暗号舞踏人の謎 ド

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    ext3 2009/08/01
    [2009/01]ドグラマグラが一位
  • 青空文庫 XHTML版 アクセスランキング (2009.01.01 - 2009.01.31)

    XHTML版 アクセスランキング (2009.01.01 - 2009.01.31) ランキング 作品名 副題 著者名 アクセス数 1 こころ 夏目 漱石 13648 2 蟹工船 小林 多喜二 13213 3 走れメロス 太宰 治 6150 4 吾輩はである 夏目 漱石 5750 5 坊っちゃん 夏目 漱石 5432 6 ドグラ・マグラ 夢野 久作 5209 7 人間失格 太宰 治 5166 8 羅生門 芥川 竜之介 4017 9 蜘蛛の糸 芥川 竜之介 3848 10 夢十夜 夏目 漱石 3756 11 草枕 夏目 漱石 3556 12 方丈記 鴨 長明 3547 13 桃太郎 芥川 竜之介 3346 14 〔雨ニモマケズ〕 宮沢 賢治 3163 15 銀河鉄道の夜 宮沢 賢治 3063 16 舞姫 森 鴎外 2883 17 三四郎 夏目 漱石 2824 18 山月記 中島 敦 272

  • 図書カード:世界怪談名作集:08 ラッパチーニの娘

    劇作家、小説家。名は敬二、別号に狂綺堂。イギリス公使館に勤めていた元徳川家御家人、敬之助の長男として、東京高輪に生まれる。幼くして歌舞伎に親しみ、父の影響を受けて英語も能くした。東京府立一中卒業後、1890(明治23)年に東京日日新聞に入社。以来、中央新聞社、絵入日報社などを経て、24年間を新聞記者として過ごす。この間、1896(明治29)年には処女戯曲「紫宸殿」を発表。岡鬼太郎と合作した「金鯱噂高浪(こがねのしゃちうわさのたかなみ)」は、1902(明治35)年に歌舞伎座で上演された。江戸から明治にかけて、歌舞伎の台は劇場付きの台作家によって書かれてきたが、明治半ばからは、坪内逍遥ら、演劇界革新の担い手に新作をあおいだ〈新歌舞伎〉が台頭する。二世市川左団次に書いた「維新前後」(1908年)、「修禅寺物語」(1911年)の成功によって、綺堂は新歌舞伎を代表する劇作家となった。1913(

    図書カード:世界怪談名作集:08 ラッパチーニの娘
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    ext3 2009/08/01
    毒薬ミステリ傑作選に収録されてたあれ。タイトルわかりにくすぎワロタw