昭和49年発行の「日本の民話3 福島篇(未来社)」という本に南会津の話として「いわなの怪」が採録されている(これを引用元とする)。(まんが日本昔ばなしは昭和50年開始) 男達が毒を川に流して魚を獲ろうとする 坊さんがやめろと忠告する 男達が忠告を無視して漁を強行する 獲った岩魚(イワナ)があの坊さんだった というストーリーから推察して、この「いわなの怪」をベースにまんが日本昔ばなし「イワナの怪」が制作されたのだろう。(「いわなの怪」の類話は全国にあるので、それらも参照されているだろうけど) 根流し漁 (「イワナの怪」より) 「まんが日本昔ばなし版」では、木こり達が暑くて仕事する気にならないので、根流し漁で楽してガッポリ稼ごうという「人間のクズが、この野郎(憤怒)!」って感じの描写だったが、民話「いわなの怪」によると むかし、この部落の男たちは、朝早くから谷川をのぼり、毒流しをして魚をとりま
![まんが日本昔ばなし「イワナの怪」と元ネタの民話「いわなの怪」についてのメモ - 加熱済み宇宙食4691パック](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/cefa661c038fe85271fc179fc1bae1652667cfa3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fn%2Fniguruta%2F20110729%2F20110729132917.jpg)