アビラは12月1日、マルウェア対策製品「Avira AntiVir」(AV9)シリーズの日本語版を発表した。同日行われた製品説明会には、独Avira GmbH(以下、Avira)のCEOであるチャーク・アウアーバッハ氏(Tjark Auerbach)と、同CTOのシュテファン・シッファート氏(Stefan Schiffert)も同席し、日本市場に向けた取り組みなどを語った。 ドイツのテットナングに本拠を持つAviraは、1986年の設立からこれまで、世界で約1億人を超えるユーザーを抱える老舗セキュリティベンダーの1つだ。特にドイツでは60%という高いシェアを持ち、ここ18カ月でユーザー数が4400万人から1億人を超える規模へと急速に拡大している。同社のビジネス戦略は、基本的なマルウェア対策機能を持つ無料のバージョンと、より豊富な機能を持つプレミアム版を同時に提供する“フリーミアム”と呼ばれ
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