定期検査中で運転を停止していた4号機もまた、地震により外部電源を喪失しました。津波の襲来後は、非常用ディーゼル発電機も使えなくなり、全ての電源を失いました。電源の喪失に伴い冷却機能や水の補給機能が失われたことで、燃料を貯蔵していた使用済燃料プールの水の蒸発による水位の低下が心配されましたが、3月下旬までは燃料が水面上に露出することはないと予想していました。このため、対応にはある程度の時間的余裕があると確認されていましたが、3号機のベントに伴い、ベントラインから4号機の原子炉建屋に水素が流入したことにより、原子炉建屋で水素爆発が発生しました。
安倍晋三政権は地方を活性化させる「地方創生」を重要政策に掲げているが、バラ撒(ま)きに終わることが目に見えていると大前研一氏は言う。地方を創生するための最新例を研究するため、研修旅行でバルト3国(エストニア・ラトビア・リトアニア)とベラルーシを視察してきた大前氏が、エストニアの「eガバメント(電子政府)」について解説する。 * * * エストニアはバルト3国の中で国土面積も人口も最も小さいが、それゆえに国家としては一番まとまりがよく、しっかりしている。1人当たりGDPは3か国中トップの約1万9000ドルで、政府の財政収支や債務残高のGDP比も“最優等生”だ。 そして、とくにエストニアが有名なのは「eガバメント(電子政府)」である。各行政機関がバラバラに持っていたデータベース(DB)を連携させる「X-road」というシステムをインターネット上に構築し、今日、世界で最も進んだ国民DBを確
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