国内の市場規模が1兆5000億円に上る巨大なネット広告の市場。その裏で闇が広がっている。「インスタ映え」という流行語を生み、国内で約3000万人のユーザーがいるインスタグラムに、内容がまったくウソの「フェイク広告」が掲載されていたことがNHKの取材でわかった。 なぜ、問題のあるネット広告が見逃され、配信されてしまうのか。追跡すると「フェイク広告」を使った“錬金術”の実態が見えてきた。 (「ネット広告の闇」取材班記者 田辺幹夫・斉藤直哉/ディレクター 中松謙介)
幼い頃に家族に連れられて日本に移住し、日本の学校教育を受けて育ったにもかかわらず、母国にも等しい日本に住むことを否定されて「帰国」させられるーそうした危機に、今、10代・20代の在日外国人が相次いで直面している。その中の一人、現在中学3年生の少女とその支援者に話を聞いた。 ○アイデンティティーは日本 「5歳の時からずっと日本で育ってきました。友達も皆、日本人です。日本で勉強を続けたいです」 。都内在住の中学3年生Sさん(15歳)は、流暢な日本語でそう話す。話しているのをただ耳で聞いているだけなら、日本人と区別がつかないかもしれない。実際、Sさんのアイデンティティーは日本にあると言っても過言ではないだろう。出身こそ、バングラデシュではあるが、飲食店のコックとして日本に働きに来た父親に連れられ、母や兄らと日本に来て約11年。家族とは、彼らの母語であるベンガル語で話すものの、つい会話のあちこちで
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く