7月に長崎市内で開かれたDV加害者更生プログラムの体験会。新型コロナウイルス感染拡大の影響で外出自粛が長期化し、配偶者などへの暴力に関する相談が増加。臨床心理士らで作る「ながさきDV加害者更生プログラム研究会」は加害者が自らの行動を見つめる心理教育講座を企画した=長崎市馬町で2020年7月3日、今野悠貴撮影 過激化に潜む攻撃グセ 前回のコラムで、人間には心身のバランスを保とうとする無意識の機能があるという考え方を紹介した。世界的に有名なギリシャ・アテネ大学のジョージ・クルーソス名誉教授(小児科)が2009年に提唱した「ホメオスタシス(平衡維持力)」理論だ。 心身のバランスとはシーソーのようなもので、負荷が大きくなりすぎるとマイナス側に傾く。特に社会経済的な資源が乏しい人や新たな資源を獲得しにくい環境にある人は、予想外の大きな負荷がかかるとマイナスに傾いたままなかなか均衡を取り戻せず、そのま
終戦直後にシベリアなどに抑留され亡くなった人たちを追悼する式典が23日、東京で開かれました。 元抑留者は戦没者の遺骨取り違え問題に触れ「国の誠実さが問われている」と訴えました。 東京・千代田区の千鳥ヶ淵戦没者墓苑では元抑留者や遺族で作る団体が追悼式を開きました。 ことしは新型コロナウイルスの影響で、参列者は例年の半数ほどのおよそ100人となり、はじめに全員で黙とうをささげました。 戦没者の遺骨収集事業をめぐっては、日本人ではない遺骨を取り違えている疑いを把握しながら長年放置していた問題を受け、先月、厚生労働省は遺骨の科学的な鑑定などを専門的に行うセンターを新たに設置しました。 主催者を代表し、4年間シベリアに抑留された新関省二さん(94)は「遺骨の取り違いはショックで、ロシア側への対応も含め国の誠実さが問われている」と訴えました。 また、新型コロナウイルスの感染拡大で遺骨収集や墓参りが見送
東京都は23日都内で新たに212人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1日の感染の確認が200人を超えるのは4日連続です。 都内で1日の感染の確認が200人を超えるのは4日連続です。 212人のうち、20代と30代は合わせて109人でおよそ51%を占めていて、40代と50代は合わせて57人でおよそ27%です。 このほか、10歳未満と10代がそれぞれ5人、60代が19人、70代が6人、80代が4人、90代が7人、感染が確認されています。 また、212人のうち、およそ44%にあたる93人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、およそ56%の118人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。 残りの1人は海外渡航歴のある人でした。 濃厚接触者93人のうち、最も多いのは家庭内の感染で44人でした。 なかには、すでに男性1人の感染が確認されている家庭
新型コロナの重症者数が増加しており、医療現場での負担が増大しています。 新規感染者数はピークを超えたとの見方が広がっていますが、まだ安心できる状況ではありません。 新規感染者数はピークを超えたとの見方新型コロナの国内第2波における新規感染者数は横ばいからやや減少傾向となってきました。 先日行われた日本感染症学会学術集会でも、専門家らが 「全国的に見ると(感染拡大は)だいたいピークに達したとみている」 (尾身茂 分科会会長) 「大都市で数万人が死亡し、医療が崩壊するといった最悪のシナリオが起きる可能性は低まってきた」 (押谷仁 東北大教授) 出典:最悪シナリオ「可能性低まった」 新型コロナのシンポで専門家 と発言しており、第2波はなんとか凌げそうだという雰囲気が出てきています。 全国での新型コロナ新規感染者数(「Yahoo!JAPAN 新型コロナウイルス感染症まとめ」より)東京都はもう少し細
熱中症での死亡者の急増 今月に入って東京都内で熱中症によって死亡した人が100人を超えたとの報道がありました。これは新型コロナウイルス感染症による同月の都内の死亡者数の約10倍です。全国では、救急搬送された人は、先週1週間だけで12,000人を超えています。しかも、列島を覆う猛暑はまだしばらくの間続きそうです。 統計的に見ると、年代別では70代以上が8割を占めています。また亡くなった人のうち、83人はエアコンを使用していなかったということです。 高齢者の死亡が多いのは、体力的な問題に加えて、温度に対する感覚が弱まっていて「危険」の察知ができにくいこと、そもそも体内水分量が少ないため脱水状態になりやすいこと、脱水状態に陥ってもそれに気づきにくいこと、などが原因として考えられています。 さらに、心理・社会的な原因も考えられます。第1に、熱中症に関する情報が伝わりにくいこと。第2に、伝わったとし
将棋の羽生善治棋聖(47)が5日、第30期竜王戦七番勝負で渡辺明竜王(33)を破り、シリーズ4勝1敗でタイトルを奪取した。これで通算7期となり「永世竜王」の資格を得るとともに、すでに保持する六つの永世称号と合わせ、史上初の「永世七冠」を達成した。 永世称号は、同じタイトルを一定数獲得すると得られる。羽生棋聖は、永世称号の制度がある将棋界の7タイトルすべてを制覇したことになる。 羽生棋聖は1989年、初タイトルの竜王を獲得。その後も次々とタイトル戦で勝利を積み重ね、96年には前人未到の七冠同時制覇を果たした。永世称号では、95年の「永世棋王」を皮切りに、「永世棋聖」「名誉王座」「永世王位」「永世王将」と獲得し、2008年には永世名人(十九世名人)も得た。 残る永世竜王獲得まであと1期と迫っていた羽生棋聖は08年、渡辺竜王に挑戦するものの敗退。10年にも挑戦に失敗し、7年ぶり3度目となる今回の
お得に旅行を楽しめる「Go Toトラベル」が始まって、8月22日で1か月を迎えます。この間、感染者の増加もありましたが、利用状況や今後の見通しはどうなっているのでしょうか?経済部の西園興起記者、教えてください。
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