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ブックマーク / amr.ncgm.go.jp (1)

  • 抗菌薬とは

    抗菌薬とは細菌を壊したり、増えるのを抑えたりする薬のことを指します。その中でも微生物が作った化学物質を抗生物質、抗生剤ということもありますが、このサイトではすべてまとめて抗菌薬と呼んでいます。 抗菌薬は細菌の構造や増えていく仕組みのどこかを邪魔して効果を発揮します。たとえば、代表的な抗菌薬であるペニシリンは細菌の細胞壁の合成を邪魔します。ヒトと細菌の大きな違いに細胞壁があるかどうか、ということが挙げられます。ヒトの細胞には細胞壁がありません。そのため、ペニシリンはヒトの細胞に影響を与えず、細菌のみを攻撃することができるのです。 このように抗菌薬は細菌の仕組みを利用した薬ですので、細菌以外の病原体(ウイルスや真菌など)が原因となる感染症には効果を期待できません。 抗菌薬は他の薬と同様に副作用が出る場合があります。特に多いのは下痢です。これは病原体だけではなく、腸内の環境を保っている細菌も抗菌

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