東京・六本木に2017年9月、たった3日間だけオープンして話題になった料理店がある。 その3か月前の6月に、招待客だけを客にして2日間限定でプレオープンした際には、yahoo!の急上昇ワードで1位を獲得、世界20か国から問い合わせや取材依頼が殺到した人気店が、一般客を招いて営業したのだ。 クラウドファンディングで500近い個人・企業・団体から1291万円の支援金を集め、人気ラーメン店、牛丼チェーン、洋食の名店、老舗和菓子店、人気カフェ、大手清涼飲料メーカーから全面的な協力を得た。それが「注文をまちがえる料理店」だ。 これだけ注目された最大の理由は、接客をするウエイトレス/ウエイターがみな、認知症を抱える人たちだったからだ。プレオープン時には、水が2個置かれたり、サラダを食べるのにスプーンを提供したり、ホットコーヒーにストローが添えられたりの間違いは当たり前。注文を取りに行ったテーブルで昔話
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