子どもの水遊び場として人気の金沢市民芸術村(大和町)の水場に「水遊び禁止」と大きく書かれた看板が設置された。水遊びで施設の利用者らに迷惑がかかっていることや、安全が確保できないことが理由だ。ただ、連日、猛暑が続く中、子どもを持つ母親たちからは「貴重な子どもの水遊びの場所がなくなる」との困惑の声も上がっている。 看板は計4枚で今月13日に設置された。縦180センチ横90センチの大きさで、イラストとともに「危険! ここはプールではありません!」「人に迷惑をかけるような水遊び禁止」と注意を促している。施設側は「水場に入って涼むことや、マナーを守って遊ぶことは禁じていない」と説明している。 施設は元々、演劇や音楽、美術など芸術活動のために開設され、水場の利用の仕方は長年の課題だった。施設は水場で遊ぶ子どもの保護者らに配慮し、水場で遊ぶことを容認してきた。 しかし、連日の猛暑や口コミで利用者が急増。