夏の参議院選挙をめぐり、日本維新の会は定員が1人の1人区で与野党対決の構図に持ち込むため予備選挙を実施し、野党候補の一本化を主導していきたい考えです。 去年の衆議院選挙で議席を減らした日本維新の会は、夏の参議院選挙で党勢の回復を図るとして、地盤の関西を中心に改選議席となる6議席以上の獲得を目指すとしています。 前原共同代表は先に「複数区、特に3人以上の選挙区にはしっかりと候補者を立てていきたい」と述べました。 また、参議院選挙では自民・公明両党を改選議席の過半数割れに追い込むことも目標に掲げています。 このため定員が1人の1人区では、与野党対決の構図に持ち込むとして、立憲民主党などほかの野党に予備選挙の実施を呼びかけていて、野党候補の一本化を主導していきたい考えです。 ただ、今のところ予備選挙に参加を表明している党はなく、今後、候補者調整が進むかが焦点です。
