編集家・フリーライターの竹熊健太郎氏(1960年生まれ)といえば、『サルでも描けるまんが教室』等のヒットで知られる異才であり、1973年生まれの私が大学生だった1990年代前~中盤、陳腐な言い方をすれば、「今をときめくモノカキ」的位置づけの人物でした。現在は無料Web漫画雑誌「電脳マヴォ」の編集長を務めています。そんな同氏に深く共感したのが、2014年10月に見た以下のツイートです。 〈「サブカルは40歳越えたら鬱になる」というのは正確でない。「自由業は40歳越えたら鬱になる」が正しいと思う。この辺りからだんだん仕事が減るからだが、なんで減るかというと、仕事を発注してくる社員編集者が、だんだん自分より歳下になるからである。〉 これは当時かなりRTされ話題になっていたので私も見ましたが、このツイートに端を発し連投される一連の自由業(フリーランス、そして主に文筆業について)に関する考察がまさに
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