2016年に刑法犯で逮捕されるなどした検挙者のうち、再犯者の割合を示す「再犯者率」が20年連続で上昇し、過去最悪の48・7%(前年比0・7ポイント増)だったことが判明。法務省は「国の矯正機関や自治体、民間が連携し、再犯防止対策を充実させる必要がある」としている。 白書によると、刑法犯の検挙者は4年連続で戦後最少となる22万6376人で、このうち再犯者は11万306人。ともに前年より減少したが、再犯者の減少幅の方が小さかったため、再犯者率が上昇した。 実刑判決を受けて刑務所などに入る受刑者も、2回目以上の「再入者」が目立つ。16年の入所者2万467人のうち、再入者は1万2179人で、過去20年で最高の59・5%(同0・1ポイント増)となった。
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