民主党の福田昭夫衆院議員は二十一日、衆院総務委員会で質問に立ち、国家公務員一般職の夏季ボーナス(期末・勤勉手当)の減額を求めた人事院臨時勧告について、谷公士総裁らの考えをただした。 福田氏は今回の臨時勧告に関し「与党からの働き掛けで引き下げた。ルールを破ったものでおかしい」と指摘した。 その上で「六月の特別給について、われわれ国会議員と総理など特別職の国家公務員の引き下げを行い、国家公務員一般職と地方公務員は八月の正式な勧告を待って十二月の特別給で調整するのが正道。選挙向けのパフォーマンスでなく、麻生総理が正道を守るためのリーダーシップを発揮することを期待する」と述べた。