他人のIDとパスワードを使ってインターネットに不正に接続したとして、埼玉県のサーバー業者ら4人が逮捕され、警視庁などは業者が設けていたサーバーがインターネットバンキングの預金が不正に送金された事件に悪用されたとみて調べています。調べに対し4人は容疑を否認しているということです。 代表、遠藤彬容疑者(39)や中国人の従業員ら合わせて4人です。 警視庁などによりますと、遠藤容疑者らはことし6月、他人のIDとパスワードを使ってインターネットに不正に接続したとして、不正アクセス禁止法違反の疑いがもたれています。 これまでの調べで、遠藤容疑者らは中国で客を募り、日本のインターネットに接続させる「中継サーバー」と呼ばれるサービスを提供していたということです。中継サーバーを経由すると発信元が特定されにくくなるため、サイバー犯罪の温床になっていてこの業者のサーバーもインターネットバンキングの他人の預金を不