タグ

2018年3月18日のブックマーク (2件)

  • 「義務教育学校」に先駆け、全校を小中一貫にした理由

    先生を支援するICT支援員を配置 ――小中一貫教育に移行して丸3年が経過した現時点での成果として挙げられるのは。 大きな眼目としていた「中1ギャップの解消」により、問題行動が大幅に減少し、不登校やいじめも減っています。学力も伸びてきていると教育委員会から報告を聞いています。 これまでは、小学校から中学校に進学する際に内申書類を付けてバトンを渡し、バトンを受けた中学校は中学校で対応していました。でも、子どもや親から見ると、1回切れることになります。9年間の小中一貫教育なら、そこは切れないで、よく分かった先生がいてくれたり、小6で世話した先生がちゃんと中1で一緒にやってくれたりします。小4か小5くらいからは、中学校の理科の先生が授業に来てくれるなど、日常的にも交流があります。子どもたちにとっては、いわゆる中1ギャップと呼ばれる心理的な階段が低くなるわけです。 中央校の職員室。小中(1年~9年)

    「義務教育学校」に先駆け、全校を小中一貫にした理由
  • 現代のビジネスパーソンが9回の「特攻」から生還した男に惹かれる理由

    旧日陸軍のパイロットだった佐々木友次さん。昭和19年(1944年)10月に「特攻隊員」に指名された。その後、9回出撃して9回とも帰還した。この佐々木さんへのインタビューを収めた『不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか』(講談社現代新書)は、15万部を超える大ヒットとなった。筆者である鴻上尚史さんに、なぜいまこのが読まれるのか聞いた。 編集部(以下、——) 『不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか』に先立って出された小説『青空に飛ぶ』(講談社)では、いじめを受けて自殺を考えている帰国子女である中学生の少年と佐々木さんが出会うという設定で、少年が自殺を思いとどまるという物語を描かれています。なぜ自分は佐々木さんに興味を持つのか? という少年の自問に「日人らしくないから」と答えさせています。 これが、鴻上さんが佐々木さんという人物に興味を持たれたポイントではないかと思いました。学校

    現代のビジネスパーソンが9回の「特攻」から生還した男に惹かれる理由