2019年11月15日(金)、オープンしたての渋谷スクランブルスクエア15Fにある会員制の共創施設SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)内のSCRAMBLE HALL(スクランブルホール)において、楠木建氏と山口周氏の公開対談が行われた。テーマは、『仕事ができるとはどういうことか』。これは、2019年11月26日に発売となったお二人の共著のタイトルであり、お二人の直近の対話のテーマでもある。仕事の本質を噛み砕きながら話されるトークは、約2時間に渡って笑い声の絶えない、和やかながらも真剣な空気の中で行われた。対談は、お二人の共通項でもある音楽を通したスキルとセンスの話から始まった。 スキルとセンス楠木 皆さま、平和にお過ごしでしょうか。この平日の真っ昼間にお越しいただきまして、さぞかし平和な方々だと思うわけですが、お越しいただきましてありがとうございます。私は楠木と申します。今、日立のオウン