新型コロナウイルスの感染者拡大が止まらず、気持ち的にも落ち着かない日々が続いています。 ちょっと前のブログから時間が空いてしまいました。12月に『探究する学びをつくる』という本を出しまして、その関係もあって、最近オンラインでお話しする機会が増えているのですが、今月の頭にドルトン東京学園の荒木貴之校長よりお声がけをいただき、“「探究」がある学校をつくる −大正自由教育のリバイバルとPBL−”というテーマでお話しさせていただきました。 ところで、「ドルトンプラン」また「大正自由教育」という名前は聞いたことがあるでしょうか? 今、今学習指導要領などで「探究」という言葉が重要視されています。また、私自身アメリカの学校のプロジェクト型学習(PBL)を紹介する本を書いたわけですが、そもそも近代学校教育としての「探究学習」のルーツは、日本で言えば「大正自由教育」に見出すことができます。荒木先生と当日どん