第1話 これから資本主義に何が起こるのか「病の治療」とは、単なる「健康の回復」ではなく、「生命システムの進化」である。 病とは、福音なり。 人間が、自身の在り方を深く見直し、生活を変え、体質を改善し、意識を高めていく「良き機会」となる。 いま我々が育てるべき資本主義の「新たな芽」とは何か。 次にやってくる資本主義とは、いかなる資本主義か。 それは旧来の資本主義と異なり、どのような進化を遂げたものであろうか。 「資本主義の進化」が、従来の経済学の「土俵」を超えているからである。 従来の経済学の「土俵」とは何か。 「貨幣経済」である。 我々は、一度、「貨幣経済」という眼鏡を外して、いま経済原理に起こりつつあるパラダイム転換。 資本主義に起こりつつある進化を見つめなければならない。 資本主義の歴史は、「贈与経済」、「交換経済」から「貨幣経済」。 第2話 資本主義の未来を予見する哲学いかにして、未
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