パソコンの音声認識ソフトが読み取った言葉が表示された画面=岩手県滝沢村役場 岩手県滝沢村役場でパソコンの音声認識技術を使って、役所の会議の議事録やミーティングの会議録の作製を軽減する実証実験が行われている。職員がICレコーダーなどの録音をおこす作業時間を軽減させる狙いだ。将来はソフトに盛岡広域圏のなまりや行政用語を覚えさせるという。 話した言葉が1、2秒後に文字になるシステムの環境調査をしており、実験は2月10日から約1カ月間、行われている。6件ほどの会議や部内のミーティングで、なまりや行政用語が認識できたか、会議室の環境、議事録作成の時間などの課題を調査。その上で、新たな音声辞書の作成などに役立てる予定だが、現段階ではなまりの認識は難しいという。 昨年12月、村の産学官連携補助事業に、同村の貸し研究室「滝沢村IPUイノベーションセンター」に入居するソフトウエア会社「岩手インフォメー