ブランドコンサルティングを手掛けるインターブランドジャパンは9月19日、世界的なブランド価値評価ランキング「Best Global Brands 2008」を発表した。8年連続でトップに輝いたCoca Colaや2位のIBMをはじめ上位10ブランドのうち9位までは昨年と同じ顔ぶれとなったが、10位には前年度20位だったGoogleがランクインした(下図)。 同ランキングは1999年に始まり今年で8回目となる。ブランド価値の評価方法は、株価や時価総額などで算出する企業価値から投下資本を引いた無形価値が基準となる。無形価値は予想利益をベースに、ブランド、知的財産権、技術・ノウハウ、経営者の能力など見えない価値(理論値)を算定したもの。例えば1位のCoca Colaは、投下資本は311億ドルに対して企業価値が1483億ドル。無形価値1172億ドルのうち約6割に当たる667億ドルがブランド価値であ