(CNN) 感謝祭翌日の「ブラックフライデー」は毎年、1年で最も多くの買い物客でにぎわうが、今年は銃の販売数も大幅に伸びている。米連邦捜査局(FBI)によると、ブラックフライデーの28日、銃の販売時に義務付けられている身元調査の件数が14万4000件を突破し、過去最高を記録する見込みだという。 この日は、平均で1秒間に約3件の身元調査が行われる計算で、通常の3倍近くに上る。この増加分は、FBIとコールセンターの契約社員600人の肩にのしかかる。FBIによると、銃販売時の身元調査は、3営業日以内に完了することが法律で義務付けられているため、調査員らは1日17時間労働で調査を行うことになるという。 連邦政府に認可された店での銃販売のチェックを担当するFBIの全米犯罪歴即時照会システム(NICS)によると、販売の可否の決定に必要な情報の不足が原因で身元調査を行えないケースが1日平均500件以上に