「論客への反論」が設問になったのは、2023年度の慶應義塾大学湘南藤沢中等部の国語の入試問題です。 あなたの目の前に次の意見を述べる人が現れたとして、あとの問いに答えなさい。 「甘いモノって、誘惑は強い割にだいたい体に悪いじゃないですか。肥満とか生活習慣病にも繋がるし。だから、国なり県なりで税金をかけて、値段を上げていけば自然と国民・県民の健康が増進されるって思うんですよ。子供の身体の生育に必要な部分もあるでしょうから、料理に使う砂糖とかは例外として、生活習慣病の人の食生活をある程度追い駆けてみて、どう見てもいけないなぁと思うような品目だけでいいんですよ。課税しましょう。」 問 あなたはこの人と対話をしています。この人の意見に160文字以内で反論しなさい。 この問題にはどんな意図が込められているのでしょうか? 2月22日に開催される「中学受験セミナー」で、新たな入試問題の傾向の例としてこの