前項Apache/SSLサーバ導入手順に続き、自己サーバ証明書を導入して起動するまでの手順を示す。通常はCentOSデフォルトで用意されているlocalhost証明書で充分用が足りるはずなのでこの項は必ずしも必要ではない。 SSL/TLSサーバ証明書の配置場所と作成コマンド https通信を必要とするWebサイト/アプリの開発では以上の作業を行えば充分用が足りる。次は自己サーバ証明書を自作しそれを用いてWebサーバを設定する手続きを練習してみよう。 SSL/TLS証明書を得るには openssl コマンドで秘密鍵と証明書のセットを作成する必要があるが、この作業を簡略化する Makefile が openssl パッケージとともにインストールされているので、ここではこれを使用する。これは /etc/pki/tls/certs に配置されている。 [root@localhost ~]# cd