麻生副総理は、北朝鮮情勢を理由に日米経済対話の準備会合に向けた訪米を中止したことを明らかにしました。 麻生副総理:「北朝鮮情勢がどうなるか分からんということで、安全保障の環境が非常に緊迫しているので、こうした情勢を踏まえて日本にとどまって危機対応に万全に期すよう指示があった」 麻生副総理は中止となった理由について、ロシアのウラジオストクを訪問する安倍総理大臣と河野外務大臣に代わって国内での対応にあたるため、訪米中止を判断したと説明しました。また、派閥の研修会でヒトラーについて発言した影響ではないと強調しました。アメリカ側は「日本の判断を尊重したい」と話していて、麻生副総理は10月に予定されている第2回経済対話は、予定通り実施できるとの見方を示しました。
「山の日」の11日、お盆休みを古里や海外で過ごす人たちで交通機関は混雑のピークを迎えます。 日本道路交通情報センターによりますと、高速道路下りは午前5時半現在、東名高速では伊勢原バス停付近を先頭に32キロ、関越道では高坂サービスエリア付近を先頭に17キロの渋滞となっています。午前10時には、東北道の矢板北パーキングエリア付近を先頭に45キロの渋滞が予測されています。各新幹線も下りの混雑がピークで、指定席は始発からほぼ満席です。空の便は航空各社によりますと、国内線の予約は去年に比べて1割ほど増えているということです。国際線も11日が出国のピークで、成田空港から5万7700人が、羽田空港からは2万6800人が海外に出発します。今年はハワイなどのリゾート路線や韓国、香港などの近距離路線が人気だということです。
天皇皇后両陛下が、アルゼンチン大統領夫妻と皇居で懇談されました。陛下が風邪の症状で一部の公務を取りやめられて以来、初の対外的な公務です。 両陛下は、皇居・御所で19日から日本を訪問しているアルゼンチン共和国のマウリシオ・マクリ大統領(58)とアワダ夫人(43)と懇談されました。両陛下は1967年と1997年にアルゼンチンを訪問していて、当時の思い出などを話されたということです。マクリ大統領がかつてサッカークラブ「ボカ・ジュニアーズ」の会長を務めていたことから、「陛下はどんなスポーツがお好きですか」と尋ねると、陛下は「テニスをやりますし、試合も見ます。ネットプレーよりはストロークです」と答えられたということです。これに対し、大統領は「いつかテニスをご一緒にやりましょう。ぜひダブルスで」と応じたということです。日本とアルゼンチンは外交関係樹立120周年を来年に控えていて、懇談は和やかで、くつろ
自民党の麻生副総理と山東元参院副議長らが都内で会談し、3つの派閥を合流させることで合意しました。党内第2の勢力になる見込みです。 麻生副総理:「政策集団として磨いていかなければならない。党内でいたずらに対立をあおるつもりは全くありませんから」 新派閥は、麻生派・山東派に加えて谷垣グループを離脱した佐藤議員運営委員長の派閥も加わり、合計で60人規模になる見込みです。安倍総理大臣出身の細田派に次ぐ第2派閥になります。会長には麻生副総理が就任し、7月以降に合流する予定です。麻生副総理は「安倍政権をど真ん中で支える」として、安倍総理に対抗する狙いを否定しています。ただ、党内では、麻生副総理がポスト安倍をにらんで“キングメーカー”になろうとしているとの憶測も呼んでいます。
サウジアラビアのサルマン国王が国王として46年ぶりに来日しました。13日は岸田外務大臣と、さらに世耕経済産業大臣とも会談するなど、主要閣僚との協議が続いています。そして、夜には安倍総理大臣と首脳会談を行い、脱石油依存を目指すサウジアラビアへの経済協力について話し合う予定です。 岸田大臣との会談は午前11時前から迎賓館で始まりました。約20分間、政治や文化面など幅広い分野での2国間関係の強化について協議しました。サウジアラビアは輸出総額の9割を石油に依存していますが、原油価格の値下がりで景気の減速が続いています。安倍総理は夜の首脳会談で、再生可能エネルギーの導入を含めた経済協力を打ち出す考えです。また、「イスラム国」への対応など中東情勢についても意見交換します。サルマン国王は15日まで日本に滞在する予定です。
東芝は、アメリカの原発事業で最大7000億円の巨額の損失が見込まれる責任を取って、志賀重範会長を退任させる方向で調整に入ったことが分かりました。 東芝の志賀会長は原発部門の責任者で、巨額損失の原因となったアメリカの原子力子会社「ウェスチングハウス」の社長を務めたこともあります。関係者によりますと、志賀会長の退任は近く開かれる指名委員会で決定し、会長職は当面、空席となる見通しです。また、ウェスチングハウスのダニー・ロデリック会長も退任する方向で調整していることが明らかになりました。東芝は今後、アメリカでの原発事業で新規に建設を請け負うことからは撤退し、分社化も検討していく考えです。ある東芝幹部は、「海外の原発事業からどうやって撤退するかが課題だ」としています。
JR西日本の車掌が、走行中の特急列車でタブレット端末を使ってゲーム動画を見ていたことが分かりました。 JR西日本岡山支社によりますと、今月28日午後2時すぎ、鳥取から岡山に向かう特急「スーパーいなば号」の乗務員室で、岡山車掌区所属の27歳の男性車掌がタブレット端末を使って業務に関係のない動画を見ていたと乗客から指摘がありました。この端末は、運行ダイヤの確認や乗客から問い合わせがあった時に観光情報などを調べるためのものでした。JR西日本が車掌に確認したところ、「ゲーム動画を興味本位で見てしまった」と答えたということです。JR西日本岡山支社は「お客様に不信感を与えてしまい、誠に遺憾です。大変、申し訳ございません」とコメントしています。
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