◆ 疲労ピーク ◆ <鹿島1−1G大阪(PK5−3)>鹿島と対戦したG大阪は0−1で迎えた前半46分にDF加地亮(30)の今季公式戦チーム1号となるゴールで同点。しかし、1−1で突入したPK戦では、日本代表MF遠藤保仁(30)がプロ入り後初めて枠外に外すなど3−5と敗れた。2年連続でこのタイトルを逃したこと以上に、疲労を訴えた遠藤のコンディションに大きな不安が残った。 ◆ PK職人まさか ◆ 「過密日程」という見えない重りが、遠藤の足かせとなってしまった。1−1の同点で突入したPK戦。G大阪の1番手として登場した背番号7のシュートは、ゴール右上に大きく外れた。PK職人と呼ばれる名手にとって、枠を外したのはこれが初めて。「つま先に当たってしまった」。本人はミスキックを主張したものの、試合後には西野監督に「疲れで最後の15分は体が利かなくなった」と打ち明けた。PK失敗の要因に、超がつく過密