4年ぶりのJ1昇格を決めたサッカーJ2ヴァンフォーレ甲府(VF甲府)の選手、監督らが18日、県庁を訪れ、横内正明知事に昇格を報告した。横内知事は「J1に定着できるように頑張ってほしい」とエールを送った。 席上、VF甲府を運営するヴァンフォーレ山梨スポーツクラブの海野一幸社長は、専用スタジアム建設を要請した。海野社長は「テニスはテニス場、野球は野球場、水泳はプールでやる。陸上競技場でサッカーを見るのは、オペラを体育館で見るようなもの。将来的に(サッカーやラグビーなど球技)専用スタジアムの建設を検討していただきたい」と切り出した。 横内知事は、県担当者から「専用スタジアム建設は、用地買収などを含め、100億円はかかる」との説明を受けた後、「すぐ『分かりました』と言えないが、よく検討したい」などと、苦笑いを浮かべながら話した。 昇格報告では、内田一夫監督が「県民の支えがあり、昇格を果たすこ
ブンデスリーガきっての厳格さと理論を併せ持つ 鬼軍曹は、なぜ日本人選手を重用し続けるのか。 長谷部誠、大久保嘉人、内田篤人――。 彼らに共通する資質と評価のポイントとは。 鬼軍曹は、日本人に手厳しい。だが、絶対に見放したりしない。 フェリックス・マガト監督が、ヴォルフスブルクを率いていたとき、長谷部誠が固定式のスパイクで試合に臨み、芝生に何度も足を取られてしまったことがある。通常、滑りやすいときは、裏の突起が金属の取替え式のスパイクを履く。つまり、選択ミスだ。 マガトは激怒し、ハーフタイムにロッカールームで声を張り上げた。 「こんなスパイクを履くから悪いんだ!」 怒鳴るやいなや、長谷部のスパイクをつかみ取り、部屋にあった箱の中に思いっきり投げ入れた。マガトは試合で決定的なシュートを外した選手を2軍に落としたこともあり、これがきっかけで長谷部の出番が激減することも十分あり得た。 だが、マガト
J1鹿島のFW大迫勇也(20)の獲得に、フランスリーグ7度制覇の名門、モナコが乗り出すことが19日、分かった。今年から国際サッカー連盟(FIFA)年間最優秀選手と統合された「バロンドール」(世界最優秀選手)を主催するなど、欧州で最も権威あるサッカー誌として知られるフランスフットボール(電子版)が、「ASM(モナコ)が若き大迫の獲得を計画」の見出しで報じた。 モナコは来年1月の移籍市場再開に向けて、鹿島側に移籍金100万ユーロ(約1億1300万円)でオファーを出す見通しという。現エースの韓国代表FW朴主永に移籍が浮上しており、代わるエース候補として大迫の潜在能力に期待を寄せているとみられる。 大迫はJリーグを優先し、開催中のアジア大会のU−21代表には選出されていないが、今年1月のアジア杯予選・イエメン戦でA代表に初選出されている。欧州主要リーグでの武者修行で、さらなる飛躍が望まれる。
練習を見つめる梶野智強化部長。現役時代はセレッソ大阪やコンサドーレ札幌で、DFや守備的MFとして活躍した サッカークラブのGM(強化部長)にとって、「外国人選手探し」は腕の見せ所だが、その一方で頭の痛い問題でもある。 多額の資金を投じて獲得しても、日本に順応できるかわからないし、そもそも代理人に騙されて“不良債権”をつかまされる可能性もある。リスクを避けるために、他チームで活躍したブラジル人選手を獲得するのが主流になるのも、仕方ない部分がある。 だが、Jリーグの中にも、独力でルートを切り開き、外国人選手の補強で成功しているクラブもある。そのひとつが、今季J2からの昇格組ながら、上位に躍進しているセレッソ大阪だ。 アドリアーノ、マルチネス、アマラウのブラジル人トリオは、Jリーグの外国人選手の中でトップレベルの力があり、チームの核を担っている。また、今年は韓国の新鋭、キム・ボギョンを獲得し、大
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く