練習場ボロボロに監督も選手も不満 主力選手流出も…仙台 練習中に右足を強打しうずくまる仙台MF梁(右) J1仙台の手倉森誠監督(43)が26日、来季の選手流出の恐れを明かした。チームは宮城・仙台市内のクラブハウスに隣接する練習場が芝の養生のため使用できず、約20キロ北の黒川郡大和町にある練習場に通っているが、こちらも芝の状態が良くなく負傷者が出る状況。指揮官は「環境が良いチームからオファーが来たら選手は出ていく」と警鐘を鳴らした。 26日の紅白戦。北朝鮮代表MF梁勇基(29)は、サブ組2人と接触すると右足を押さえてうずくまり、そのまま退場。大事には至らなかったが「経験したことのない痛み」と苦悶(くもん)の表情を浮かべた。 負傷の一因は、でこぼこのピッチ。予想外にボールが跳ね、想定外の接触が起きる。「危なくて練習できない」と話す選手もおり、手倉森監督は「環境のいいチームからオファーが来たら選