東京や大阪など主要8都市との比較で名古屋市が「行きたくない街1位」となった調査について、約8割の市民が容認していることが分かった。市が21日、インターネットによるアンケート結果を発表した。 アンケートは10月中旬、500人に行い427人が回答した。「残念だが仕方がない」が60.4%、「当然」が21…
東京や大阪など主要8都市との比較で名古屋市が「行きたくない街1位」となった調査について、約8割の市民が容認していることが分かった。市が21日、インターネットによるアンケート結果を発表した。 アンケートは10月中旬、500人に行い427人が回答した。「残念だが仕方がない」が60.4%、「当然」が21…
報道陣に囲まれる中、勝野成治常務執行役員に「うどん県」表記を認めるよう求める要望書を手渡す要潤さん(右)=東京都千代田区の郵便事業会社で2011年12月6日午前10時49分、鈴木理之撮影 「うどん県」という宛名で郵便物が届くようにしてください--。香川県が6日、知名度抜群の讃岐うどんにあやかって県をPRしようと、俳優演じる「うどん県副知事」を郵便事業会社(東京都千代田区)に派遣し、前代未聞の“要望”を試みた。 訪れたのは、10月に始まったPRキャンペーンで「うどん県副知事」を務める同県出身の俳優、要潤さん。要さんは取材陣に囲まれ、郵便事業会社の担当者に頭を下げた。同社は「『うどん県』とあっても郵便番号が書かれていれば届くと思う。郵便番号がなくても、市や町の名前から届けるよう努力する」と柔軟な姿勢だ。 香川県は今年度、2300万円を投じ、県出身の俳優やタレントを起用したイメージ重視のPR動画
名古屋市交通局のバス運転手、山田明さん(当時37歳)=同市緑区=が07年6月にパワーハラスメントを示唆する文書を残して焼身自殺した問題で、山田さんが自殺を図る前日に市や警察から事情を聴かれた車内の転倒事故が、山田さんのバスで起きたものではなかった可能性が高いことが市の内部資料から分かった。遺族側は「自殺は冤罪(えんざい)による重度のストレスによるもので、公務災害は明らか」として1日、自殺を公務外と認定した地方公務員災害補償基金名古屋市支部決定の取り消しを求め、同支部審査会に審査請求した。【高木香奈】 内部資料は、事故があったとされる07年5月28日に山田さんが運転した路線バスの各停留所での▽発車時刻▽乗車人員▽降車人員▽通過人員を記録した「乗客調査表」。今年1月の同支部決定後、遺族側の情報公開請求に対して市が開示した。 市によると、被害者の女性は転んで顔や腰などを打ち、市に「滝子停留所で午
1月27日、米国の男子学生の半数は、彼女が浮気をしても浮気相手が女性ならば許すという調査結果が明らかに。写真は19日、米ロサンゼルスで撮影(2011年 ロイター/Lucy Nicholson) [ニューヨーク 27日 ロイター] 米国の男子学生の半数は、長く交際している女性が浮気をしても浮気相手が女性ならば許すという調査結果を、テキサス大学オースティン校の研究チームが発表した。 718人の大学生を対象に実施されたこの調査によると、女性同士の浮気ならば許して交際を続けると答えた男子学生は50%だったのに対し、交際相手の男性が男性と浮気しても許すと答えた女子学生は21%のみだった。 研究チームはこの結果について、嫉妬の本能に基づいた反応だと結論付けている。男性の場合は男性のライバルが現れると子孫を残す機会を奪われるかもしれないという危機感を持つが、恋人である女性の同性愛については「同時に複数の
◇「信用しない」「産まなきゃよかった」<-->「うぜえなあ」 夫婦の間、職場での禁句があれば、もちろん親子の間でも言ってはならないことがある。特に親の心ない言葉は、子どもに自信を失わせてしまう。夕刊編集部が送る「禁句」シリーズ第3弾は「親子の禁句」です。【宮田哲】 「あなたのことなんか信用しない」 夕方の渋谷駅前。東京都国立市に住む私立中学3年女子(15)は中2のころを振り返り「母からそう言われたことがあります」と言った。「試験勉強を頑張る」と約束し、母から没収されていた携帯電話を返してもらった。だが、携帯をいじり過ぎて、赤点。「信用しない」と突き放され、初めは腹が立ったが、そのうち、さみしさに襲われた。 「勉強しないと、どこにも入れないぞ」 千葉市美浜区の高校3年女子(18)は今夏、両親から言われた。まじめに勉強してきたが、両親が自室に来るのはなぜか息抜き中。「信じられてないんだ」と心に
同僚だった女性に繰り返し交際を迫ったとして、大阪市は7日、都島区役所課長代理の男性職員(57)を減給1カ月(10分の1)の懲戒処分にしたと発表した。男性は、女性と知り合った20年以上前から女性に交際を申し込み続け、上司からやめるよう注意を受けていたのに従わなかった。市に対して「いつかは思いが届くと考えていた」などと話しているという。 市によると、懲戒処分の直接の理由となった行為は、今年9月、別の部署にいる女性の職場に電話をかけ、交際や面会を求めたというもの。 男性が初めて女性に交際を申し込んだのは、職場で知り合った20年以上前。女性からは断られたが、職場が変わった後も電話や年賀状で「会えませんか」「付き合ってください」などと誘い続けた。困り果てた女性が今年3月、上司に相談。男性の上司が「二度としないように」と注意していた。 男性は77年度の採用で独身。勤務態度はまじめだという。【平川哲也】
強い力で伸縮しても元に戻り、大半が水でできたゲル状の新素材を、相田卓三東京大教授(超分子化学)らが開発した。硬さはこんにゃくの500倍といい、石油由来のプラスチックに代わる素材として医療や環境分野での利用が期待できる。21日付の英科学誌ネイチャーに発表した。 新素材は「アクアマテリアル」と命名した。 研究チームは、水に、化粧品や歯磨き粉の吸着剤に使う市販の粘土鉱物を入れ、紙おむつの吸湿剤「ポリアクリル酸ソーダ」を添加。その上で医療用の高分子有機物を改良した物質「G3バインダー」を加えると、数秒で透明なゲルができた。ポリアクリル酸ソーダとG3バインダーが、ナノメートル(ナノは10億分の1)級の粒子でできた粘土をつなぎ直すことで固まるという。 成分は98%が水、粘土2%弱、新開発の化合物0.2%以下で、グミキャンディーのような手触りがある。強度は美容整形に使われる既存のシリコンゴム程度で、粘土
厚生労働省の男性キャリア官僚がJR千葉駅(千葉市中央区)でICカード乗車券「Suica(スイカ)」の利用法を注意されたことに腹を立て、駅員をけっていたことが千葉県警などへの取材で分かった。駅員は被害届を出し、千葉中央署が暴行容疑で調べている。駅員にけがはなかったという。 捜査関係者などによると、このキャリア官僚は同省の課長級。5月20日午前8時10分ごろ、千葉駅で自動改札を通らず、Suicaを駅員に示しただけで構内に入り、電車に乗ろうとした。駅員が自動改札機にタッチするよう注意したところ、けられた。この官僚は駆け付けた県警鉄道警察隊員に「タッチしないといけない決まりがあるのか」などと話したという。厚労省人事課は「被害届が出されていることは承知している」とし、事実関係を踏まえて処分するかどうか検討する。【神足俊輔、中川聡子】
人気漫画「ONE PIECE(ワンピース)」の作者、尾田栄一郎さん(34)=東京都武蔵野市=に「死ね」などと約100回にわたり脅迫メールを送ったとして、警視庁武蔵野署が東京都町田市、無職、福重智子容疑者(27)を脅迫容疑で逮捕していたことが分かった。福重容疑者は容疑を認め「夫が事務所を解雇されたので恨んでいた」と供述していることが、同署への取材で分かった。 逮捕容疑は、07年9~12月、自分の携帯電話から約100回にわたり「死ね、死ね」などという内容のメールを尾田さんの携帯電話に送信した疑い。尾田さんからの相談を受け同署が捜査し、7日に逮捕した。 同署によると、福重容疑者の夫が以前、尾田さんの事務所で働いていたことがあり、顔見知りだったという。【古関俊樹】
京都外国語短期大(堀川徹志学長、右京区)は10日、授業内容の質問をしようとした女子学生(20)に対応しないアカデミック・ハラスメントをしたとして、男性教授(51)を6日付で口頭注意のけん責処分にしたと発表した。学生は大学に相談した翌日の08年10月15日から欠席している。 大学によると、教授は08年10月11日午前0時45分ごろ、携帯電話に連絡してきた学生に「こんな時間にかけるとは何だ」と激しく叱責(しっせき)。同13日午後1時ごろ、数回かかってきた謝罪電話にも対応しなかった。教授は最初の電話前、質問をメールで送ってきた学生に電話をかけてくるよう返信したが、時間などを指定していなかった。学内調査に「不用意なメールで、不注意だった」と認めたという。【朝日弘行】
フジテレビで09年1月から木曜深夜のアニメ枠「ノイタミナ」で放送予定だった、「源氏物語」の世界を描くテレビアニメ「あさきゆめみし」のアニメ化が中止となり、「源氏物語」を原作としたオリジナル作品「源氏物語千年紀 Genji」を制作することに変更されたことが10日、分かった。制作のアスミック・エースによると、監督の出崎統さんの意向という。 アニメは当初、79~93年に講談社の月刊マンガ誌「mimi」などで連載された大和和紀さんのマンガ「あさきゆめみし」を原作とする作品を制作する予定だったが、出崎監督の「『源氏物語』をきちんと描きたい」という意向から企画が変更されたという。出崎監督は「誰もが魅入ってしまう『源氏物語』は魔物である。自分自身の手で新しい表現の境地に挑んでみたい」とのコメントを発表している。【渡辺圭】
同じモノを何と呼ぶかで出身地が分かる「呼び名でわかる」--。06年9月から続けてきた連載の最後に、監修者である東京女子大の篠崎晃一教授(社会言語学)とアンケート調査をしたところ、「(方言と)気づかない方言」がまだたくさん残っていた。【佐々本浩材】 調査は、東京で2~3月、東京女子大などの大学生や各都道府県の東京事務所職員らに聞いた。数百の言葉を選び「出身地で使ったことがあるか(地元使用度)」「東京で使ったことがあるか(東京使用度)」を答えてもらった。東京使用度を聞いたのは、その言葉を共通語と思って出身地以外で使っている人の割合を推測しようというのが狙いだ。あくまで目安だが、東京での使用人口順に言葉をランキングしてみた。結果は表の通りだ。 □ 1位は「蚊にくわれる」で、東日本を中心にほぼ全国的に使われていた。篠崎教授によると共通語の「刺される」と併用される地域が多い。使う側の意識では「刺され
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