6月7日、神戸市長田区のラーメン店店主だった六代目山口組中核組織・弘道会傘下組織組長が射殺された事件で、絆會若頭である金澤成樹容疑者をはじめ、計5人が逮捕された。 金澤容疑者は長野県宮田村での殺人未遂、茨城県水戸市での射殺事件の2件で逮捕されており、これが3件目の容疑となった。 「留置されていた水戸から神戸への押送の際、たまたま六代目山口組関係者が知人を迎えに行っていたためかち合ってしまい、警察があたふたしたそうだ」(六代目山口組と友好関係にある関東広域組織参組長) 金澤容疑者には暴力団社会でも類型のない「連続ヒットマン犯」の疑いがある。一般的な押送とは別次元の緊張感だったろう。以前、神戸山口組の井上邦雄組長に取材した際、「織田(絆誠・絆會会長)のところには最高の若い衆がいる」と、金澤容疑者を激賞していた。暴力団社会の論理では、その言葉に嘘はなかった。 事件は2023年4月22日、神戸市長
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