ジャレコ・ホールディングは1日、都内で事業戦略説明会を開催し、同社グループの各事業における今後の方針を発表した。ゲーム事業では既存の家庭用ゲーム機向けソフト事業を縮小し、「総合オンラインエンターテインメント事業」への転換を図る。同社はジャレコ、日本中央地所、パンタ・レイ証券など4社の連結子会社を保有している。今後は不動産、金融、投資など、ゲーム以外の事業領域にも注力していく意向だ。 グループ内でゲーム事業を担うジャレコは、PSP(プレイステーション・ポータブル)やニンテンドーDSなどの携帯型ゲーム機用、携帯電話用ソフトの開発に特化していく方針で、これまで手がけていたプレイステーション2、Xboxといった家庭用ゲーム機向けは縮小する。また、韓国のオンラインゲームメーカー・Entwellと提携しており、2006年下期からオンラインゲーム事業に参入する。 今後はオンラインゲームのポータルを中核に