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heiminに関するfellowsのブックマーク (19)

  • 神戸市:ごろごろ、神戸3「第18回 いつもよりあたたかかったので」

    元町商店街の西側の始まりである6丁目。その手前の横断歩道で子供を肩車し、信号が青に変わるのを待っていると、横から声がかかる。「にいちゃん西元町の駅ってどこやろ?」見ると知らないおばあさんで、私は正面を指さし「そこやでほら。信号渡ってすぐのとこ」と答えた。「にいちゃんわたし関西ビル探してるんやけど、わからへん?」昔ならさすがにそんな細かいビルの場所まではわからへんわ、とでも答えていたんだろうけど今はスマホがあるぞ。「よっしゃ。ちょっと待ってな」とポケットに手を入れたところで初めて、その肝心のスマホを家に置き忘れてしまったことに気付いたのだ。「西元町の駅のすぐ近くらしいんやけどねえ……」まったく、よりによってこんな日に道を聞かれるなんて。いちおう近くの案内板を見ても当然ビルの名前などは書かれていない。スマホさえあれば地図アプリですぐに案内出来るのに、でもその日は外に出るといつもよりあたたかかっ

    神戸市:ごろごろ、神戸3「第18回 いつもよりあたたかかったので」
    fellows
    fellows 2019/01/23
    「ほら、ほら、演奏が始まったよ。」
  • 神戸市:ごろごろ、神戸3「第15回 ミナイチ・エレジー」

    雨の降る日はあまり外出したくないけれど、どうしても外に出かけると言われては仕方がない。 子供用と大人用、傘を2用意して外に出て、雨の日にはいつもするように、傘を差している時に頭の上で間近に響くビニールにあたる雨の音と、その傘をさっと地面に下げた時に周囲のアスファルトから響いてくる雨の音が、同じ雨の音なのにまったく違っていてそれがとてもおもしろいのだ、という事を教えようとするけれど、今の彼女はそのような話にはまったく興味がなくて、反響する雨の音などはつまらないとでも言うように、私の言葉や大げさな身ぶりから逃げ出して駆ける。それでもすぐ、自分の足で歩くのに飽きた、傘を差すのにも飽きたと言うから、結局はほとんどの道中を肩車しながら手を伸ばして傘を差し、えっちらおっちらと歩く。湊川商店街まで来ればアーケードがあるからもう傘は必要ない。以前は毎日のようにしていた肩車も最近は回数が激減して、終わりが

    神戸市:ごろごろ、神戸3「第15回 ミナイチ・エレジー」
    fellows
    fellows 2018/12/06
    「車窓に雨粒があたり、子供がそれを指先で追っている。」
  • 神戸市:ごろごろ、神戸3「第13回 原田通のイーサン・ハント」

    前々から受講したかった灘大学に今季ようやく申し込む事が出来た。さっそく初回の講義では、当地で創業90年になる萩原珈琲さんの歴史を学ぶ。今まで知らなかったのだが、会場である原田資料館の近くには大正13年からの歴史ある和田市場がかつて存在して、萩原珈琲はそこから始まったのだという。会社沿革を見ると当時の所在地は武庫郡西灘村字原田620。質疑応答の時間になるとかつて和田市場に暮らしていたという年輩の方が挙手をされて、先代先々代がいた頃の市場の様子をありありと語っておられた。 なくなった市場について話す。もしかすると、神戸に暮らしている限り、いつか自分もそのような立場になるのかもしれない。そんな事を考えながらの帰り道、駅近くの交差点のあたりで突然、女性の悲鳴が聞こえたのだった。 これは何事かと思い周りを見渡すと、視界に入ったのは犬のリードを持って呆然とする女性と、少し離れた場所にはリードが外れた状

    神戸市:ごろごろ、神戸3「第13回 原田通のイーサン・ハント」
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    fellows 2018/11/08
    読めば見えてくるトム走り
  • 神戸市:ごろごろ、神戸3「第1回 ゴールデンウィークの過ごし方」

    5月の連休は神戸市内各所で様々なイベントが開催されています。いま「市内各所で様々なイベントが開催されています」なんて書きましたが、正直なところ「神戸は観光地だしどこか人の集まる所に行けば何かしらのイベントくらいはやってるんだろう」なんていう適当な気持ちで「市内各所で様々なイベントが開催されています」と書いてしまった事をここに告白します。実際はどこで何をやっているのか全然知りません。 まあ人の多い場所って疲れますし、人の多い場所に行けば犬が小さいので踏まれてしまう。こういう時こそ我々は平野商店街に行くべきではないだろうか。そんな編集会議を経て、ごろごろ神戸取材班は有馬道を登りました。平野というと神戸以外の人には馴染みのない場所だと思うのですが、ひとことで言うと、メインストリートの交差点に松山ケンイチさん……にそっくりな銅像が建っている町。JR神戸駅や高速神戸駅、大倉山駅から徒歩でもバス(7系

    神戸市:ごろごろ、神戸3「第1回 ゴールデンウィークの過ごし方」
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    fellows 2018/05/02
    ごろごろ神戸イズバッカゲン!
  • 神戸市:『ごろごろ、神戸2』タブロイド判を発行

    神戸市ホームページ上で、平成29年5月3日(水曜)から毎週水曜日に掲載しているエッセイ『ごろごろ、神戸2』を、タブロイド判として発行し、神戸市総合インフォメーションセンターなどで販売します。 このエッセイは子育てを主なテーマとしながら、神戸の各スポットを紹介する内容で、開始以来、読者から多数の好意的な感想が寄せられている人気コンテンツです。 このたび発行するタブロイド判は、「オシャレ」「モダン」といった神戸の典型的なイメージから意図的に差異化したデザインと、迫力のある大きな写真で神戸の新たな魅力を楽しめるほか、エッセイとしても堪能できる従来にない観光ガイドブックです。 1.『ごろごろ、神戸2』とは 神戸に移住してきた作者・平民金子氏が子供を乗せたベビーカーを”ごろごろ”と押しながら、神戸での生活や、神戸のさまざまな場所で考えたことを綴る全48回のエッセイ集。毎週水曜日に市ホームページに掲載

    神戸市:『ごろごろ、神戸2』タブロイド判を発行
    fellows
    fellows 2018/03/29
    「案外何もない」
  • 神戸市:ごろごろ、神戸2「第39回 これはハルナだな」

    ステーキを買うとサイコロのような牛脂をつけてくれるので、せっかくなのでと熱したフライパンに置く。私はサラダ油でも充分に美味しく焼けると思っているけれど、プロの職人がセットで付けてくれるのだからこっちで焼く方がおいしいのだろう。しかし一枚の肉を焼くために、それほどたくさんの脂は必要ないので、ここから問題になってくるのは必要な量を引いた後の牛脂の置き所だ。 皆さんならどうするだろう? 小皿によける? それでは駄目なんだ。牛脂だってクラスの仲間。必要なくなったからといって教室(フライパン)の外に出すなんてとんでもない。私は迷わず肉の上に置いている。 片面を焼いている間、手持ち無沙汰なのでまんべんなく肉の表面に脂をぬり込む。そしてフライパンの片隅に牛脂をいったんよけて、肉をトングでひっくり返し、また上にのせる。なぜそんな所に置くのかと聞かれたらそこに肉があるからだとしか答えようがない。 しかし最近

    神戸市:ごろごろ、神戸2「第39回 これはハルナだな」
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    fellows 2018/02/23
    「まめだ」のオムそば、持ち帰りが"推し"です。
  • 神戸市:ごろごろ、神戸2「第35回 「迷惑」の置き場所」

    散歩途中の公園でパンをべていると、子供が自分のぶんをちぎっては、地面に放り投げ始めた。物を遠くに投げる動作が楽しいのか、えい!えい!とはしゃいで小さなパンくずを投げている。するとどこからともなく鳩がやってきて、それをついばむ。私は、あ、まずいな……と思いながらもつい、子供と鳩のやりとり、そのほのぼのとした光景を見てそのままにしてしまったら、通りがかった見ず知らずの親子の、まだ小学校にも行かないような子供が大きな声で「鳩にエサやったらあかんのになあ!?」と母親に話しかけている。やってしもた……と思いながら私はやんわりと子供に注意して、べ残しをリュックにしまう。以前ツイッターを使って「かつて神社や寺にいた鳩の豆売りの存在を知っていますか?」というアンケートをとった事があるのを思い出した(回答者の多くが知らなかった)。私は公園などで特に罪悪感なく鳩にエサをやっていた世代の生き残りなのだ。 環

    神戸市:ごろごろ、神戸2「第35回 「迷惑」の置き場所」
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    fellows 2018/01/26
    新開地のこのトンネル!常時えげつないほど鳩がいる。
  • 神戸市:ごろごろ、神戸2「第28回 ありがとう、神戸マラソン」

    11月19日、日曜日。ようやくこの時がやって来た。「感謝と友情」をテーマに、「ありがとう」をキャッチフレーズにした、神戸市民なら誰もが待ち望むイベント『神戸マラソン2017』がついに開幕である。私たちごろごろ神戸取材班も前日から興奮気味で眠れず、つい調子にのって深夜4時までワインを飲んでいたら、あくる日は昼過ぎに目が覚めた。とりあえず腹に何か入れたいが現地の屋台で焼きそばでもべればいいやと三宮駅からスタート地点である神戸市役所の前まで歩く。すると現地に到着しても2万人が走るというわりには誰もおらず、警備員さんに聞くとすでに全員が出発した後とのことだ。スタート地点からの取材を計画していた私の目の前に広がるのはいつもの道路で、片付けられた柵だけが唯一、大会が少し前にここで行われた事を伝える手がかりとして残っている。 失意のまま三宮駅に戻ると神戸新聞と朝日新聞が号外を配っており、さらに知らない

    神戸市:ごろごろ、神戸2「第28回 ありがとう、神戸マラソン」
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    fellows 2017/11/22
    最高!
  • 神戸市:ごろごろ、神戸2「第26回 神戸港灯台巡り」

    11月1日は灯台記念日らしい。私はこれをてっきり、最近になって神戸市が数字の「1」を灯台に見立てて適当に作ったものだろう……なんて思っていたのだが、無知もいいところ、ウィキペディアを見ると1868年に日で最初の西洋式灯台が横須賀で起工されたのを記念し海上保安庁が1949年より制定、とあるからこれは充分に歴史のある記念日なのであった。といってもこれまで灯台とは縁もゆかりもない人生を歩んできたので、たまたま海に近い神戸という町に住んでこのような連載を始め、常に近郊のイベント情報を収集している今の状況でもなければ、特に祝日でもないこのような記念日は、気付かないままで何事もなく過ごしていただろう。 実はこの日は、「神戸港灯台巡り」という非情に贅沢なイベントが行われていた。それはブラタモリの神戸回にも出演していた神戸港振興協会の森田潔氏のガイドで遊覧船ファンタジー号に乗り、この日だけの特別コースを

    神戸市:ごろごろ、神戸2「第26回 神戸港灯台巡り」
    fellows
    fellows 2017/11/08
    新開地の松屋、新開地のなか卯、新開地の吉野家でええんちゃうの
  • 神戸市:ごろごろ、神戸2「第19回 あの日、あの時の動物園」

    ハーバーランドumieにある大垣書店で買い物をしていると、探していたと同じ棚に成田一徹『新・神戸の残り香』(神戸新聞総合出版センター)があって、それをなんとなく手にとってパラパラとめくってみれば普段から私がよく行く場所が多数切り絵作品として掲載されており、困った。こういう場合、普通に考えれば読んだ方が良いのだが、うかつに読まない方が幸せな場合もある。さてどうすべきか……などと考えた時にはすでに遅く、私はそこにある一点の切り絵と短い文章に吸い寄せられていた。これは立ち読みしている場合ではないと考えてレジへ。1階まで降りてにしむら珈琲店に入り、ふたたび58ページを開く。 『平和を映す父の温顔』 そう題されて描かれていたのは、第15回で私も書いた王子動物園のチンパンジー、ジョニーだ。 『新・神戸の残り香』の連載は2010年4月から2012年10月まで続いており、作者は連載の中で2011年の3月

    神戸市:ごろごろ、神戸2「第19回 あの日、あの時の動物園」
    fellows
    fellows 2017/09/20
    「フジロックで小沢健二の登場を待つ観客はきっとこんな感じだったのだろうというほどの混雑だ。」
  • 神戸市:ごろごろ、神戸2「第7回 私の東京」

    東京で暮らし始めたのは25歳の時だった。最初は物見遊山のつもりで浅草や上野の映画館に寝泊まりしていたけれど、この先どこかに行くあてもなかったので、賃貸情報誌を見て代々木の不動産屋に電話をかけ、掲載されていた中では一番安かった風呂もトイレもない四畳半の部屋を紹介してもらった。アパートのすぐ裏手にはチンチン電車(都電荒川線)が走っており、線路に沿うように八百屋や魚屋、肉屋や堂が並ぶ小さくて細長い商店街が伸びていた。歩いて数分の場所に銭湯が5軒もあった。家賃は2万3000円。そこは古ぼけたアパートがたくさんある町だった。東京は何でも高い所だとイメージしていたけれど敷金礼金や不動産屋への紹介料を含めて10万円もかからなかったと思う。しばらくは仕事を探す気もなかったので貯金は少しづつ減っていったが、昼間から部屋で寝転んでは酒をちびちびと飲んで、数分おきに通るチンチン電車の走る音を心地良く聞いていた

    神戸市:ごろごろ、神戸2「第7回 私の東京」
    fellows
    fellows 2017/06/21
    うっ、うっ、うっ、(ふたたび嗚咽)
  • 神戸市:ごろごろ、神戸2「第5回 子育て世帯にとっての神戸の住みやすさ」

    「20分で晩ごはん」というNHKの番組がある。これはタイトル通りタイマーを20分にセットして時間内にプロの料理人が品数をそろえた晩ごはんをあわてふためきながら作るというもので、我々視聴者はその様子をハラハラと鑑賞するのだが、朝の私がやっているのはそれと似たような作業だ。録画リストの中から「おかあさんといっしょ」の再生ボタンを押して、放送終了までの24分間で、その日に出かけるための用意を子供の弁当から着替え、犬のごはんからトイレの掃除までし終える。見守ってくれる視聴者はいないのであせっているのは私だけで、エンディングへとつながる「ブンバ・ボーン」の歌とダンスの開始が体操のお兄さんから陽気に告げられた時には背中にうっすらと汗が滲んでいる。 赤ちゃんは、生まれたばかりの頃やハイハイで動いているあたりまではどれだけ大変であっても行動自体は親のコントロール下であるが、立ち上がって自由に歩けるようにな

    神戸市:ごろごろ、神戸2「第5回 子育て世帯にとっての神戸の住みやすさ」
    fellows
    fellows 2017/06/09
    うっすらマトモ亭になってる!w
  • 神戸市:ごろごろ、神戸2「第2回 新しいメリケンパーク、魂のレポート」

    昨年の夏にポケモンGOが大流行していた時、私も子供を抱きながらスマートフォン片手に水辺に暮らすレアポケモンを探して海岸沿いを歩き回っていたのだが、ある日何の前触れもなく貴重なポケストップ(ゲームのアイテムを入手する場所。現実世界にあるモニュメント等に設定されている)の宝庫であるメリケンパークが工事用フェンスで閉鎖され、ポケモンGO愛好家としては非常に迷惑し憤慨していた。それから半年以上が過ぎて、あれほど熱くなったゲームにはすっかり飽きてしまっていた4月の初旬、メリケンパークの再整備工事が終わってすべてのフェンスが取り払われ、下旬にはでかいスターバックスまでオープンして全面リニューアル。私もポケモンGOの恨みはどこへやら、さっそくベビーカーを押し歩いて遊びに行って来た。しかしここには何もない。芝生と海があるだけだ。 でもまあ「工事前のメリケンパークって何かあったっけ?」と思い返してみたが、以

    神戸市:ごろごろ、神戸2「第2回 新しいメリケンパーク、魂のレポート」
    fellows
    fellows 2017/05/18
    てっちゃんの「圧」
  • 神戸市:ごろごろ、神戸2

    ごろごろ、神戸2とは インターネット上の文と写真によって深い反響を生み出すブロガーの平民金子さんが、神戸市のエッセイを執筆しました。子供を乗せたベビーカーをごろごろと押しながら、神戸の町を歩き、考えたことを綴ります。孤独と明るさ、笑いと寂寥、愁いと愛。2000年代のインターネットのように、さまざまな濃淡によって描かれた神戸の町の生活の詩をご覧ください。 エッセイ一覧 2017年5月 第1回 ごろごろ、神戸へ 第2回 新しいメリケンパーク、魂のレポート 第3回 なだらかな起伏を駆け上がる 第4回 市バス7番に乗って 2017年6月 第5回 子育て世帯にとっての神戸の住みやすさ 第6回 隧道は今日もすいとう、という話 第7回 私の東京 第8回 市場のある風景 2017年7月 第9回 ニセ神戸人宣言 第10回 スマ!スマ!スマ! 第11回 「あんぱんまん」 第12回 夏とはつまり……(須磨ドルフ

    神戸市:ごろごろ、神戸2
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    fellows 2017/05/03
    ありがたい
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    fellows 2014/05/24
    相撲、いいですよね…
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    うごメモはてな サービス終了のお知らせ 「うごメモシアター」と「うごメモはてな」は、2013年5月31日24:00をもちまして、サービスを終了させていただきました。 2008年12月から今まで生まれた素晴らしい作品は、どれも皆様の心に深く残っていることと思います。ご利用いただいた全てのユーザー様に心よりお礼申し上げます。 「うごメモシアター」と「うごメモはてな」をご利用いただき、ありがとうございました。 株式会社はてな Flipnote Hatena has ended its service The Flipnote Hatena website and Flipnote Hatena for Nintendo DSi ended on May 31, 2013. We would like express our sincere gratitude to the members of

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    fellows 2009/06/12
    最高すわ
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    fellows 2008/09/18
    ジェイル・ハウス・ロック
  • ちちゃん、ビックラポン - 平民新聞

    ちちゃん、ビックラポン - 平民新聞
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    fellows 2008/04/07
    びっくらポンの楽しさは異常。毎度食べ過ぎるし!
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    fellows 2008/03/06
    ぱんちゅ
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