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ブックマーク / rainy.seesaa.net (4)

  • 素手の議論: Shu's blog 雌伏編

    先日来言及している「構造構成主義」の提唱者、西條剛央氏が、氏のmixi日記で、加藤典洋氏の著書「僕が批評家になったわけ」についての感想として、膨大な「知識」を楯にではない、素手の議論ということについて述べておられた。 実は僕はこのフレーズに大いに同感し、惹き付けられた。 氏は次のように書いておられた。 そして,批評というものが膨大な「知識」を楯に展開するのではなく,基的には素手で議論してよい,という持論にも多いに共感した。 (中略) もちろん,「フッサールがこんなことを言った」とか,「~の主張は間違っている」と批判したりといった類のことは,その人のを読んで,理解していないとまともにできやしない。それは当然のことである(その意味でも,僕は公の媒体における「批判」という行為には慎重なのである。的はずれな批判をすることは研究者として極力回避したいことの一つだからだ)。 メロンをべたことがな

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    fenethtool 2005/08/14
    本質を掌握する事が大事。
  • (名将言行録) 名将たる中庸: Shu's blog 雌伏編

    「名将言行録」第53号では、上杉景勝の人柄を語って、「もの柔らかく、一見手ぬるい性格かと思えばそうではなく、怒るときには恐ろしく、その怒りの恐ろしさから不仁であるかと思えば慈悲があり」という評を紹介しています。 ここでは、「甲陽軍鑑」が語る名将の条件というものが思い起こされます。 今日は、少しそれを紹介しておきましょう。 著書「よみがえる武士道」で、菅野覚明氏は次のように「甲陽軍鑑」を引用し、武士たる者の良き人格バランス、将たる者の中庸ということについて記しています。 軽き大将かと思へば重し。歌をよび、きやしやにして、いかにもいつくしきかとおもへば、怒りたまふ時は、自身太刀・長刀をとつて、異国の韓信・はんかいもただこれほどぞあるらんと思ふほど、威光強し。(甲陽軍鑑、北条氏康評) 武士の世界における常識人は、今日我々が思い描くような、何事にも中庸を取る穏やかな平均的人間のことではない。北条氏

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    fenethtool 2005/08/14
    中途半端というより、むしろ全て徹底的であれってことかな。
  • 脅威観と防衛力整備構想: Shu's blog 雌伏編

    日の閣議で、防衛庁長官が05年度版の防衛白書を報告したとのこと。 中国の軍近代化に警戒感 自衛隊海外展開推進 防衛白書(朝日)他 新防衛大綱では、安全保障の基的な考え方として、いわゆる「二つの目標と三つのアプローチ」ということを明示しているが、それはすなわち下記のとおり。 <目標> ①わが国に直接脅威が及ぶことを防止し、及んだ場合にはこれを排除するとともに、被害を最小化すること ②国際的安全保障環境を改善し、わが国に脅威が及ばないようにすること <アプローチ> ①わが国自身の努力、②同盟国との協力、③国際社会との協力 僕はこうした基構想を実に妥当なものであると支持している。 さてそこで、こうした基的考え方で言及されている「脅威」ということについて少し考えてみた。 僕は、今日日が主たる想定とすべきものは、①国内特殊工作等 ②弾道ミサイル ③島嶼紛争 ④国際テロ、であろうと考えている

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    fenethtool 2005/08/03
    テロ対策としての国防省設置構想
  • 中国の民度という脆弱性: Shu's blog 雌伏編

    ロンドン同時爆破テロ後、中国国内のインターネット掲示板に「米国に追従した末路だ」など、テロに快哉を叫ぶ書き込みが殺到している。 広州の地元紙は、「市民のテロ賛美は憂慮すべき事態だ」と、異例の社説で沈静化を呼びかける事態となった。 「よくやってくれた」などと、テロをたたえる書き込みは同時テロ直後から急増。 中国政府のテロ非難に対しても、「欧米に追随する必要はない。イラクの民間人はずっと多く死んでいる」と批判の矛先を向けている。 中国当局は米国を「覇権国家」と位置づけて批判してきており、イラク戦争では、英国も米国の追従者とみてきた。 米英のテロ被害を無責任に喜ぶ素地はこうした当局の宣伝が影響しており、米中枢同時テロ時にも同様の過激な書き込みが流れていた。 教育、報道をはじめ各方面にわたる中国当局の統制、また各種情報検閲はきわめて計画的に徹底しており、必ずしも中国国民を一概に愚かと決めつけるわけ

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    fenethtool 2005/08/03
    コントロール困難な中国国民。あと日本には情報戦を担当する機関がないというお話
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