民主党のバラク・オバマ上院議員が第44代アメリカ大統領に決定した。 衰退期に入ったアメリカが ”Change the world” とあらゆる社会集団の統合を掲げた理想主義的なタイプの若い大統領を選択したことはこの国の「復元力」を証示したと言えるだろう。 しぶとい国である。 なぜ、この国が8年にわたってジョージ・W・ブッシュのような人物を大統領に戴いていたのか、私にはよく理解ができなかったが、今にして思うと「オバマが大統領になる」ためには、「直前がブッシュ」という条件が必須のものであったかも知れない。 もし、8年前の大統領選でアル・ゴアが勝っていたら(実際に票数では勝っていたんだけど)、バラク・オバマに出番はなかっただろう。(最初「4年前」と書いたけれど、新聞を読んでいるうちに思い出した。ゴアは8年前で、4年前はケリーでしたね。ケリーさん、影薄い・・・) アメリカはテキサス「根付き」のカウ
TBSラジオ『ストリーム!』、町山智浩が担当する毎週火曜日午後2時の『コラムの花道』、本日はオリバー・ストーン監督のブッシュ大統領の伝記映画『W』の日本でいちばん早いレビューをお送りします。 これはオリバー・ストーンが単にブッシュを叩くための映画ではなかった。 そのため、左派メディアからも「もっと痛烈な映画かと思った」と批判されたりもしている。 しかし、オリバー・ストーンは、自分と同じ年で、同じイエール大学の学生で、同じく強い父親の支配下で苦しんだブッシュに対して、自分の分身を見るような共感を込めた、同情的とすらいえる描き方をしている。 由緒正しいブッシュ家の長男、W(テキサス訛りでダブヤと読む)こと、ジョージ・W・ブッシュは何をやらせてもダメなボンボンだった。 高校の成績はBばかり、親が裏口入学させたイエール大学でも酒飲んで暴れてばかりで警察に逮捕される。 68年、ベトナム戦争は激化した
編集元:ニュース速報+板より 1 .-.-. ◆5i...2iynk @窓際記者こしひかりφ ★ :2008/10/08(水) 00:01:47 ID:???0 ・ 金融危機対応、日本の経験発信を=G7で米に資本注入促す−麻生首相指示 麻生太郎首相は7日夜、中川昭一財務・金融相と白川方明日銀総裁を首相官邸に呼び、米国発の金融危機を打開するため、ワシントンで10日開かれる先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)で、日本がバブル崩壊後に不良債権を処理した経験を説明するよう指示した。公的資金注入で金融機関の自己資本を増強した成果を訴えることで、米国に同様の対応を促すのが狙いとみられる。 首相は会談後に記者団に対し、日本のバブル後の対応について「あの時は13兆円もの資本投入をやって、結果として(金融危機を)くぐり抜けた」と説明。その上で「他国には全然迷惑を掛けずにくぐり抜けたというのは、
オバマ・バブルが続いている中で、ウィークリー・スタンダード誌の創刊者で編集者のウィリアム・クリストル氏がジョン・マケイン上院議員の勝利のために注目すべき投稿をしている(“How McCain Wins”; International Herald Tribune; September 29, 2008)。予想外のことだが、グローバル・アメリカン政論でクリストル氏の投稿を取り上げるのは初めてである。よく知られているように、クリストル氏はロバート・ケーガン氏と共に「新世紀アメリカのプロジェクト」を設立し、また両氏とも2000年の大統領選挙からジョン・マケイン氏を支持し続けている。 バラク・オバマ氏がマケイン氏に対して優位に立てているのは最近の金融危機のお陰である。こうした現状からクリストル氏はマケイン氏に慣例を破って対処するように提言している。与党の候補は現在の問題をできるだけ大きくしないよう
<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年10月07日 (火)時論公論 「米金融危機 経済論戦の重み」 (金子キャスター) ニュース解説、時論公論です。きょうの東京株式市場。日経平均株価が一時1万円の大台を割り込みました。アメリカ発の金融危機が日本経済に暗い影を落とす中、政治は国民の不安にどう応えているのか。影山解説委員がお伝えします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 今晩は。国会ではきのうから景気対策のための補正予算案の審議が始まりました。しかし、衆議院の解散・総選挙をにらんだ駆け引きがからんで、成立に向けた見通しが二転三転して来ました。金融危機の広がりを受けて、政治はきちんと責任を果たしているのかどうか。今夜はこの問題について考えて見たいと思います。 まず、予算委員会でのここまでの論戦ですが、選挙向けのPR合戦や
2008年10月06日17:00 カテゴリNewsMoney 紹介 - Micheal Moore の「ウオール街の混乱のおさめ方」 都内某所に軟禁中に付き(苦笑)、とりあえず紹介&転載のみ。 MichaelMoore.com : Here's How to Fix the Wall Street Mess ...from Michael Moore ウオール街の危機を救う方法 ー マイケル・ムーアの手紙 - 薔薇、または陽だまりの猫 とても全てには同意できないが、「金持ち自重しろ」の時代が始まったことだけは確かだ。ましてや、その金がそもそもどこから来たかに思いを馳せれば。 Dan the Alien to U.S, not So to Global Economy 皆さん、 400人のアメリカの最裕福層、そう、「たったの400人」が底辺の1億5千万人を全部合わせ た以上の財産を持っていま
アメリカの金融危機では、経済学の応用問題が次から次に出てきておもしろい。金融危機対策は、やっと緊急経済安定法として成立したが、本質的にむずかしいのはこれからだ。最大の問題は、不良資産をどう評価するかである。この法律にはMaximize the efficiency of the use of tax payer resources by using market mechanisms, including auctions or reverse auctions, where appropriate.と書いてあるだけで、この逆オークションを具体的にどう設計するか、何も書かれていない。私も論文を書いたことがあるが、逆オークションというのは要するに政府調達だから、フェルドスタインもいうように、普通は公共事業のように入札対象が同一でなければ成り立たない。ただ、これはテクニカルにはある程度、解決可
危機の種はすでに撒かれていた 不透明な金融に――フィナンシャル・タイムズ 2008年10月2日(木)20:05 どうなる世界経済 FTはどう伝えた のろのろ「日本式」金融がまた流行するのか( 2008年9月26日) 強欲な銀行幹部たちのせいで階級闘争が(2008年9月27日) ゴールドマンにとって良いことは米経済にとっても…(2008年9月24日) 衝撃のリーマン社員、「次に進んで」と言われ(2008年9月15日) 思い上がりと破滅の悲劇 リーマン破綻(2008年9月14日) 金融政策の道具箱、入れ替えどきに——フィナンシャル・タイムズ社説(2008年3月17日) ドル下落ペースダウンのために介入を(2008年3月13日) 続・メルトダウンへの12段階 なぜ米政府の救済策でも危機は収束しないか(2008年2月26日) 米経済、前代未聞メルトダウンの危険
いまミネソタ州セントポールで開かれている共和党全国大会にきていますが、最終日の9月4日は前夜に登場したサラ・ペイリン・アラスカ州知事の話題でいっぱいです。 共和党の副大統領候補に指名された新しいタイプの女性です。 40歳、5児の母、元准ミス・アラスカ、保守、反リベラル・・・・・ 彼女の副大統領候補の指名の受諾演説は迫力と魅力と説得力に満ちていました。 民主党のオバマ候補の未経験、エリート主義を批判し、主要マスコミのリベラル偏向、民主党偏向を批判し、ワシントンの既成政治勢力を批判し、と、会場をわかせました。 家族の背景がユニークです。夫はアラスカの漁業、中小ビジネスにかかわり、ハイスクール時代からの恋人同士、19歳の長男は陸軍に志願して、もうすぐイラクに出征します。 17歳の長女がすでに妊娠しているということで話題になりました。主要メディアや民主党側はスキャンダル的に扱おうと必死になりました
やはりアメリカという国はおもしろいですね。タダでチケットはわたしてやんないよ、という意思表示。戦いはまだまだ続きます。かんべえ先生ご指摘の通り、このコマーシャルは本当に効いたようです。 テキサスにいる私の友人はアンケート調査通りの行動を自分はとってしまったと、苦笑いをしていました。つまりほんとに間際になってこのコマーシャルが頭をよぎりヒラリーにいれてしまったという、ほんとかよ、といいたくなるような笑える話です。 溜池通信 でも、それはそうですよね。かたややプーチンあたりにも直接電話できちゃうようなリレーションシップを持っていて、かたやそれをこれから構築しなきゃいけないとなればどっちが本当に政権担当能力があるのか、なんてことをまじめに考えると、うーん、となっちゃいます。 いづれせよ、この大統領選挙を勝ち抜いていく激しい戦闘能力うとプロ意識があって始めてアメリカ大統領になれる、というこの選挙方
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