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昨年末にまんが「げんしけん」の最終巻がでてしばらく経ったのだけど、この作品について何か書こうと思いながらこんな時期になってしまった。雑誌連載の終了から数えれば一年だ(僕は単行本でしか読んでいなかったけど)。このマンガについて書こうと思えば、焦点があたるのは主人公の笹原ではなく脇役の斑目だと思うのだが、そこには固有の語りにくさがある。 人が一人で社会と向きあうのは相当に苛酷だし、そこにはなんらかの「中間集団」(この言葉は上山和樹氏(id:ueyamakzk)のblogで知った言葉だ)が必要になるだろう。それは例えば家族、友人、恋人であり、職場や学校、あるいはネット上の仮想の繋がりかもしれない。いずれにせよ、人は中間集団というステップ(それを共有された幻想・夢と言ってもいいけれど)を踏まえなければ世界に対面できるものではない。極端な言い方をすれば、人が生きていくということは、どのような他者との
先日、リクエストがあったので、普段、読書生活の参考にしている書評サイトをいくつか挙げておきます。あいうえお順。 どこからどこまでが書評サイトかは微妙なところですが、とりあえずid:kim-peaceさんのところはつるみく(鶴屋×みくる)萌えサイトと認定して外しました。 だれかぼくのためにも「ハルヒ」のイラスト描いてくれないかな。 ・「アルファ・ラルファ大通りの脇道」 ほぼ1日1冊のペースでSF、ミステリ、ホラー、海外文学などを読みまくっているウェブログ。 最近、読書ペースが落ちまくっているぼくなどから見ると、頼もしい限り。書評の信頼度という点で言うなら、ここが一番かもしれません。 タイトルからして「アルファ・ラルファ大通り」ですからね。わかる人にはわかるんです。ええ。わからないひとはGoogleで検索してください。名作です。 ・「一日一歩〜青橋由高の特別でない毎日〜」 ジュブナイルポルノ作
タイトルは大仰だけど、いわゆるロジカルシンキング指南。ただし、そこらのロジシン本と一緒にするなかれ。「知的複眼思考法」は今まで読み散らしてきたロジシンもので最高に腑に落ちてくるスゴ本なり。 これまでのロジカルシンキング本は、定義と書き方の説明と例の紹介の集積にすぎない。曰く、「今なぜMECEか?」「MECEとは」「MECEの例、書き方」「MECEの実践」でオシマイ。 だから読んでもソレっぽい書き方はできるけれど、あくまで見た目。ロジカルシンキングから導出される「アウトプット」と同じ書式だけれど、ロジカルシンキングをしていない。 いっぽう、本書の第3章の「問いの立てかたと展開のしかた」では、MECEとなるための思考方法を説明してくれる。実は、優れたツリーの裏側に何十枚もの「デッサン」がある。書いちゃ捨て、拾っては直しのスクラップ&ビルドが必要なんだが、フツーの指南本はそこを省く。本書には「デ
SONY 密閉型インナーイヤーレシーバー ブラック MDR-EX85SL B 出版社/メーカー: ソニー発売日: 2006/11/10メディア: エレクトロニクス クリック: 887回この商品を含むブログ (22件) を見る ソニーeカタログサイト[Sony eCatalog] MDR-EX85SL(公式) ソニー、6,195円のカナル型「EXモニター」イヤフォン(AV Watch) MDR-EX85LP (ノーマル)(以下レビュー) So-net blog:Sony and Love Power:MDR-EX85SL 『音質』レビュー。大変お待た.. ソニー MDR-EX85SL - レビュー - ZDNet Japan 外出時のヘッドホンとしてゼンハイザーのMX500を使っているのだが、ドライバーユニットが耳の穴より大きいせいか、すごく抜けやすくて困っていた。それに最近いろいろ携帯機器
まず、多忙とSo-net blogメンテナンスにより、記事作成が大幅に遅れてしまったことをお詫びしますm(_ _)m 11/13(Mon)から現在までお越しいただいた閲覧数合計2407回にあたった方々、やっとMDR-EX85SLの「詳細」レビューを掲載しました。 レビューは今回で4回目ですが、とうとう本格的に、注目の『音質』に迫りたいと思います。 レビューに当たっての注意ですが、これはあくまで「私の耳」での評価です。人それぞれ音の聞こえ方は違いますし、好みも違いますので、私のレビューを鵜呑みにして購入して、『全然違うじゃないか!』なんてことはなしでお願いいたします。 とりあえず、『MDR-EX90SL』と比較したらさすがに可哀想なので、手持ちのイヤホンを召還します。 『いでよ、PSP-130、MDR-E808、MDR-E838、MDR-Q55SL!』 まずは今回の比較レビューに使うイヤホン
『それでもボクはやってない』98点(100点満点中) 2007年/日本/カラー/2時間33分/配給:東宝 すべての男が見るべき大傑作 2006年の総評でもちらと触れたが、昨年私が見た数百本の映画の中で、もっとも面白かった映画がこれである。痴漢冤罪という、誰にでも実感できる切り口で日本の刑事裁判の抱える問題点を描いた社会派映画。しかしながら堅苦しさはゼロで、娯楽度満点。先が気になる度がきわめて高いストーリーと、へぇ連発のディテール。どこをとっても完璧に限りなく近い、まさしく年度を代表する傑作といえる。 主人公のさえないフリーター(加瀬亮)は、満員電車から降りたとたん女子中学生に手首をつかまれた。駅員室に連れて行かれた彼は、覚えのない痴漢を頑強に否定。すると警察がやってきて留置され、そのまま裁判を闘うことになるのだった。 この映画の上映時間は147分。一見長大に思えるが体感時間はその半分程度、
今年の初め、2006年は私にとって「大殺界」に当たるので気をつけた方が良いと知人からアドバイスされた。幸いなことに、この1年、格別悪い年ではなかったし、人間関係などでは貴重な出会いにも恵まれた。 大殺界とは六星占術に基づいて細木数子が言い出したことで、人生の運気の最悪期のことを指し、この時期は身を慎んで何もしないことが肝要と説かれている。大殺界といわれたことをきっかけに細木数子について少し調べてみたら、そのマーケティング戦略に逆に感心してしまい、このブログでも「細木数子のマーケティング戦略」という記事にまとめて、エントリーしたことがある。その時の文章を以下に引用する。 「細木の場合は、『大殺界』という言葉を、彼女が出演するTV番組でさんざん押し出し、ビビった人間を本屋に向かわせるという、巧妙なマッチ&ポンプのシステムが仕組まれている。毎年、大殺界に当たる人間が何万人いるのか知らないが、その
おもしろければ、それでいい、という姿勢で読んでいる。これを教養書や歴史書として読む奴の気が知れん(→いわゆる団塊社長)。お題にもあるとおり、これは「物語」として読むのが正解。 例えば、「たら」「れば」の乱発、見てきたような断定口調、その一方で「…と思う」で終わる文章、妄想爛漫、カエサル萌え… 好き放題に書いてる ── それでも威を借るために歴史書からも引用頻々… 史家をチクりチクりと批判しながら。 つまり、往年の名著「男たちへ」で培ったシニカルな目線は、ローマという増幅装置を使って現代へ放射しているんだな ── それが団塊世代には心地よいらしい。ダンナや息子が激しく気の毒に思えるが、日本最高齢の腐女子として、がんばってくださいと、つい応援したくなる。 したがって、楽しめる読み方は、ツッコミを入れながら、塩婆がバッサリ斬った史実や書籍を拾いながらが良い。 「塩婆が言ってることはホントーか?」
今年は沢山の収穫があった。 自力で見つけた作品よりも、他力―― このblogが縁で知った本のほうが、はるかにスゴいものだった。コメントやトラックバックを通じてオススメしていただいた方、はてなの質問に回答していただいた方、わたしのエントリにケチつけたついでに「○○も読んでないくせに」と嘯いた方―― 皆さまに感謝、感謝。 そんな中でも選りすぐりを10選んだぞ。どれも自信を持ってオススメするが、「劇薬小説」だけは覚悟完了の上でどうぞ。これからも、「自分にとって高品質の情報を得るためには、自分から発信すること」を実現する場として、ここを使っていきたいですな。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 徹夜小説:あなたの健康を損なうおそれがありますので読みすぎに注意しましょう ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 大聖堂(ケン・フォレッ
巷を騒がせている耐震偽装設計は決してヒトゴトではないのだが、『犯人』は特定されており、司法での決着を待つ状況に至っている。 わたしはあまのじゃくなので、むしろ4年後に直面する問題をいま知っておきたい。なぜなら、問題が深刻化するころは、『犯人』はとうに去っており、引き継いだ当事者は被害者ヅラをすること必至だからだ。永住するつもりで購入したマンションが、ローン完済時に住めなくなる可能性に警鐘を鳴らす「あなたのマンションが廃墟になる日」は、非常に参考になった。 総務省の調査では住宅のサイクル年数は30年(木造は26年)だそうな。国土交通省が2002年に公表した事例では「老朽化」で再建されたマンションの平均築後年数は37年となっている。これに比べて、欧米の住宅サイクル年数は、 イギリス141年 アメリカ103年 フランス86年 ドイツ79年 なぜ日本の鉄筋コンクリートマンションは30年少々で壊され
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