それほど頻度は多くないが、勉強会のような会合で「日銀および金融政策運営」について説明役を求められることがある。先般もそういう機会があり、参加者から興味深い質問を受けた。具体的には「物価はそれほど上がらない中で、株や土地がじりじりと上がり、いわゆるバブルの香りが匂い始めたときに日銀はどうするのだろうか」という内容である。こうした質問が出る背景は、先般の財政諮問会議での奥田委員のバブル警戒発言やそれに乗っかった格好の福井総裁の金融正常化論などを念頭に、日銀がバブル予防の利上げを行うのではないかという警戒感が根強いからだろう。 こうした質問が出ること自体、日銀にとっては不幸なことだと思う。なぜなら「バブル潰しは日銀のお家芸」のような印象が浸透していることを暗示し、日銀自身は決してそういうつもりはないからだ。確かに80年代後半のバブルを退治しようとする利上げ(崩壊の原因として金融政策以外にも土地融
3日付のある経済新聞にサムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン/38)常務に関して、目を引く写真が掲載されていました。前日ソウルの新羅ホテルで開催されたサムスン新年挨拶会で、系列会社の役員が李常務に90度に腰を折って挨拶する場面でした。それは、李健熙(イ・ゴンヒ)会長の一人息子である李常務が受けている「皇太子待遇」が一目でわかる光景でした。 李常務はすでに内部で社長級の待遇を受けています。執務室は大きさや施設の面で社長レベルに匹敵しており、業務用車両も韓国産自動車で最高級の現代自動車「エクース450」です。数兆ウォンに上る投資を決める半導体・LCD投資会議に、副会長や社長と対等な資格で参加する場合も多々あります。 しかし、李常務は見かけとは異なり「孤独な皇太子」の生活を送っています。マスコミとの接触を最大限避けているのはもとより、公式活動は全て構造調整本部の「許諾」を受けているといいます。
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