とあるところからリクエストをいただいたので、ちょっと書いてみます。 先週末のバレーボール学会でセッターの歴史でもやったんですかね、東洋の魔女のオフェンスシステムが気になるということで、変則システム評論家のわたくしがちょっと解説してみます。 とはいっても、そこまで当時に詳しいわけではなく、映像からわかることを列挙し、そこから推察したことも多いので、そのあたりはご了承ください。 バレーボールでは、基本的なチーム構成を説明する際に「(スパイカーの人数)-(セッター人数)システム」という言い方をします。たとえば現在標準的なのは「5-1システム」スパイカー5人にセッター1人のシステム。これがツーセッターになると「6-2システム」になり、先日ご紹介したリベロセッターシステムだと「6-1システム」(6-0といえんこともない)ということになります。 この東洋の魔女のシステムを説明するならば、6人セッターし