Kindleストアのセルフパブリッシング(KDP)で年間1000万円を稼ぎ、大きな話題になった漫画家・鈴木みそさんへのインタビュー、後編です(約1万字)。前編はこちら。 電子で出したら大当たり!なんて「ない」 ―― 『電子書籍で1000万円儲かる方法』の中で、うめ先生が「端から見ると、結局知名度がある人しか売れていないように見えるだろう」と書いてましたが、これって正直、多くの人が感じていることだと思うんですよ。 鈴木みそ(以下、みそ) そうでしょうね。 ―― まだ無名の作家からすると、うらやましく感じられるのも当たり前の話。でもその知名度は、みそ先生がこれまで苦労して積み上げてきたものです。そこへ辿り着くには、やはり地道にやるしかないんでしょうか? みそ 何かが普及するまでには、いくつか段階があると思うんですよ。この先、電子書籍が紙と同レベルで普及したら、たぶん紙の書店とよく似たものが売れ
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