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ブックマーク / magazine-k.jp (2)

  • 電子書籍ビジネスにおけるものづくりと生態系

    乖離するハードとソフト それは奇妙な光景だった。 NHKスペシャル「メイド・イン・ジャパンの命運」(2010年1月24日放送)は、東芝が社運をかけて開発したCELL REGZAの開発から出荷までを丹念に追ったドキュメンタリーだった。そこにあったのは、ハード開発チームと、ソフト開発チームのいわば「乖離」だった。そもそも開発場所からして違う。ハードは埼玉県の工場で作り、ソフトウェア部隊は神奈川県のオフィスビルで制御系のファームウェアを開発する。 ソフト部隊が完成させたファームウェアは、ネット経由で工場に送られ、USBメモリでハードにインストールされる。繰り返される動作不具合、その都度工場から電話でソフト部隊に問い合わせる、その繰り返し。お披露目の場となるCEATEC会場でも、会期中に全く映像が映らなくなるトラブルにも見舞われる。極めつけは、出荷風景。ようやく製品となったCELLレグザの初出荷の

    fileo
    fileo 2010/12/13
  • 電子時代の読書~過去そして未来

    人は電子書籍を買わない 私が電子書籍(eBook)の世界に足を踏み入れたのは、2002年にPalm Digital Mediaで働き始めたことがきっかけです。この会社は当初はPeanut Pressという名前で、「を電子的に出版する」というシンプルな計画のために1998年に設立されました。この計画が発表されるとただちに、技術的にも、経済的にも、政治的にも、蜂の巣をつついたような大騒ぎが起きました。 さいわい多少とも先見の明があったのか、この会社は数年後には「世界最大の電子書店」を自称するまでに成長します。しかし、ドットコム・バブルの最盛期に設立されたにもかかわらず、Peanut Pressの創業者は早々と会社の支配権を失ってしまいます。今から思えばこの事件は、今日にいたるまで真実として通用する、ひとつのサインを送っていました。すなわち「人は電子書籍を買わない」のです。 無能な経営者たちの

    電子時代の読書~過去そして未来
    fileo
    fileo 2010/04/20
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