ブックマーク / book.asahi.com (9)

  • 祝「うる星やつら」アニメ化、高橋留美子さんインタビュー! SF、ギャグ、学園もの…なんでもありの世界だっちゃ|好書好日

    高橋留美子(たかはし・るみこ)漫画家 1978年、『勝手なやつら』でデビュー。以来、少年漫画誌を中心に、40年以上第一線で活躍。81年、『うる星やつら』で第26回小学館漫画賞少年部門、87年に第18回星雲賞コミック部門を受賞。89年に『人魚の森』で第20回星雲賞コミック部門、2002年に『犬夜叉』で第47回小学館漫画賞少年部門を受賞した。ほかに『めぞん一刻』『らんま1/2』など多数のヒット作があり連載作品のほとんどがテレビアニメ化されている。20年、紫綬褒章を受章。現在は「週刊少年サンデー」で『MAO』を連載中。 筒井康隆の小説が根に ――高橋留美子さんは来年で画業45周年を迎えます。ほぼ休載なく活躍を続け、連載作はすべて大ヒット。2020年に紫綬褒章を受章しました。高橋さんが漫画を描くことに興味を持ち始めたのはいつですか? 幼少期から漫画雑誌を読み、小学6年生の時、初めて描いた4コマ漫

    祝「うる星やつら」アニメ化、高橋留美子さんインタビュー! SF、ギャグ、学園もの…なんでもありの世界だっちゃ|好書好日
    filinion
    filinion 2022/04/15
    「登場人物みんなが幸せな結末」…いや…私は、竜之介が救われないままなのがずっと心に引っかかっているのだが。あれ父親による虐待だろ。作者曰くお気に入りのキャラらしいのだが、新作では救われて欲しい…。
  • 福井県立図書館「100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集」インタビュー レファレンスサービスは、なんでも聞いていいんです!|好書好日

    宮川陽子さん福井県立図書館 司書 1998年から福井県立図書館で司書として勤務。現在の担当分類は、建築や機械工学、家政学などを扱う「5類 技術」(日十進分類法)。読書バリアフリーサービスや寄贈図書の管理なども行なっている。同館の「覚え違いタイトル集」の発案者でもある。 福井県立図書館「覚え違いタイトル集」 レファレンスサービスの認知向上のために ――「覚え違いタイトル集」は、どういった経緯で生まれたのですか。 そもそもの始まりは大学時代の後輩が久世番子さんの漫画『暴れん坊屋さん』を勧めてくれたのがきっかけかもしれません。久世さんが書店でバイトをしていたときのことを描いた漫画で、お客さんが覚え違えているタイトルから「これですね」と正しいタイトルのを渡すシーンがあったんですよね。それを見て図書館のカウンターでも似たようなことがあるという話から、エクセル表で覚え違いの事例を集めていくことに

    福井県立図書館「100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集」インタビュー レファレンスサービスは、なんでも聞いていいんです!|好書好日
    filinion
    filinion 2022/02/08
    陰謀論の人は「覚え違いではなく世界線が移動した」って言うやつ。
  • 「アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?」書評 ケアを無価値とみなす男の論理|好書好日

    アダム・スミスの夕を作ったのは誰か? これからの経済と女性の話 著者:高橋 璃子 出版社:河出書房新社 ジャンル: 「アダム・スミスの夕を作ったのは誰か?」 [著]カトリーン・マルサル 経済学よ、驕(おご)るなかれ。私たちの体を、愛を、心を、美を計量するな。夫婦関係から人種差別まで深みのない言葉で説明するのをやめよ。家事や育児を思考の外に追いやり、男の論理に基づいて全てを説明する傲慢(ごうまん)を恥じよ。そして経済学よ、私たちを統治するな。書の帯を私が書くとしたら、こんな感じだろう。 合理的で利己的、社会にも環境にも依存せぬ「経済人(ホモ・エコノミクス)」を前提とした思考方法が、私たちの生活の隅々まで覆っている。「経済人の胸から母乳があふれ出ることはないし、ホルモンに振りまわされることもない。彼には体がないからだ」と著者は言う。経済学は、その単純すぎるモデルに女性を当てはめ、「市場で

    「アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?」書評 ケアを無価値とみなす男の論理|好書好日
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    filinion 2022/01/20
    経済学の想定する人間モデルはあまりに非人間的で現実離れしている、とはよく聞くが、「ケア=女性の営み」って前提はそれ自体差別的なのでは…?
  • 「裏世界ピクニック」宮澤伊織さんインタビュー 虚と実、ホラーとSFのはざまで展開する冒険|好書好日

    宮澤伊織(みやざわ・いおり)作家 秋田県生まれ。2011年『僕の魔剣が、うるさい件について』でデビュー。15年には「神々の歩法」で第6回創元SF短編賞を受賞。著書に『不意ながらも魔法使い』『そいねドリーマー』など。「魚蹴」名義でテーブルトークロールプレイングゲームTRPG)のリプレイや世界設定も手がける。 SF・ホラー・冒険の三柱 ――〈百合SF〉のヒット作として知られる『裏世界ピクニック』は、ホラーファンにも見逃せない作品です。実話怪談(=体験談をもとにした怪談)ネタを盛り込んだこのシリーズは、どのように誕生したのでしょうか。 もともとはストルガツキー兄弟の『ストーカー』のような冒険SFをやりたい、というのが出発点だったんです。たとえば町中の廃墟のドアをくぐると不思議な世界が広がっていて、そこを冒険して帰ってくるというような話ですね。その設定を詰めているうちに、徐々に実話怪談の要素

    「裏世界ピクニック」宮澤伊織さんインタビュー 虚と実、ホラーとSFのはざまで展開する冒険|好書好日
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    filinion 2022/01/15
    小説を読み返すことあまりないんだけど、このシリーズは新刊が出てから既刊を読み返すと「ああっ、この台詞そういう意味だったのか…!」ってなるので何度も読んでいる。コミック版も巻末のSSを読む価値がある。
  • 読者が変えたベストセラー――『日本国紀』元版と文庫版を検証すると(前編)|じんぶん堂

    記事:幻戯書房 『もう一つ上の日史』と『日国紀』単行・文庫版 書籍情報はこちら 2021年11月17日、百田尚樹著『[新版]日国紀』(幻冬舎文庫)という(全二冊)が出版されました。三年前に出た同著者による『日国紀』というの文庫版で、カバーや帯、版元の公式サイトには「当代一のストーリーテラーによる日通史の決定版」「知られざる史実と感動の歴史秘話が満載」「満を持して、待望の文庫化!」「大増量150ページ!! 著者こだわりの超大幅加筆により新しく生まれ変わった、令和完全版!」などという、思わず胸が高鳴るような文言が並んでいます。 今年に入り、この文庫(以下「文庫版」)の刊行予告がアナウンスされて以来、私にはずっとその存在が気にかかってきました。というのは昨年(2020)、『もう一つ上の日史 『日国紀』読書ノート 古代~近世篇』『近代~現代篇』という、『日国紀』(以下「元版

    読者が変えたベストセラー――『日本国紀』元版と文庫版を検証すると(前編)|じんぶん堂
  • 「兵士とセックス―第二次世界大戦下のフランスで米兵は何をしたのか?」書評 戦争が誘発する性暴力とは|好書好日

    兵士とセックス 第二次世界大戦下のフランスで米兵は何をしたのか? 著者:メアリー・ルイーズ・ロバーツ 出版社:明石書店 ジャンル:社会・時事・政治・行政 兵士とセックス―第二次世界大戦下のフランスで米兵は何をしたのか? [著]メアリー・ルイーズ・ロバーツ 1944年夏、フランスのノルマンディー。ここで米軍が行った上陸作戦は、しばしば軍事的側面からのみ取り上げられる。その後のフランスで、米兵がどのような生活を営んでいたのかについては、ほとんど焦点があたらない。書は、性という観点から、第二次大戦下の米仏関係を読み解く一冊。三部構成で、一部では「恋愛」を、二部では「売買春」を、三部では「レイプ」を取り扱っている。 ノルマンディー作戦は、ナチスからフランスの女の子たちを救い出し、キスの嵐で迎えられるといったジェンダー表現でたびたび受容された。この物語はフランスに対する支配意識とも結びつき、兵士た

    「兵士とセックス―第二次世界大戦下のフランスで米兵は何をしたのか?」書評 戦争が誘発する性暴力とは|好書好日
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    filinion 2015/10/15
    そうだよな、日本がやるべきことは、この手の問題のケアを精力的にやって、イメージ向上に努めることなんだよ。それが「国益」であって、「私は歴史修正主義です」って宣伝して回るのこそ「反日」に他ならない。
  • 「江戸日本の転換点」書評 列島改造!! 成長の限界に直面|好書好日

    江戸日の転換点 水田の激増は何をもたらしたか (NHKブックス) 著者:武井 弘一 出版社:NHK出版 ジャンル:新書・選書・ブックレット 江戸日の転換点―水田の激増は何をもたらしたか [著] 武井弘一 明治以後、江戸時代の社会は、概して否定的に見られてきた。それが参照すべきものとして見られるようになったのは、むしろ近年である。それは、戦後日で、「日列島改造」と呼ばれた経済の高度成長があったあと、成長の停滞とともに、環境問題など、さまざまな矛盾が露呈してきたことと関連している。そのため、江戸時代に、低成長で持続可能な経済のモデルが見いだされるようになった。 書が覆すのは、江戸時代にそのように静的な社会があったという見方である。実は、17世紀に日中で、新田開発が進められた。見渡すかぎり広がるような水田の風景が生まれたのはこの時期である。それまで水田は主として山地にあった。これこそ

    「江戸日本の転換点」書評 列島改造!! 成長の限界に直面|好書好日
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    filinion 2015/05/30
    リンなど土中の成分を作物の形で持ち出す以上、「無農薬」農業は持続的ではありえない…というのは、「奇跡のリンゴ」でも言われてた話だよな。/あとは、蝦夷地への環境破壊の輸出とか…。
  • 本の記事 : 幻のきりえ見つかる 「モチモチの木」原画 - 上原佳久 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    きりえ作家滝平二郎(たきだいらじろう、1921~2009)が描いた絵『モチモチの木』(斎藤隆介作、岩崎書店)の原画が、千葉県柏市の自宅兼アトリエから見つかった。現在の版の「二十日の月」と異なり、「三日月」が夜空に輝く幻の原画だ。 『モチモチの木』は、少年が祖父を助けるため、夜中に山を下りて医者を呼びに行く物語。71年に刊行され、130万部を超えるロングセラーだ。一部の教科書には現在も載っている。 原画は滝平の長男加根(かね)さんが見つけた。小雪の舞う夜更け、トチの大木の背後に三日月がかかっている。岩崎書店の元編集者池田春子さんによると、初版は三日月だったが、数年して「丑三(うしみ)つ時に三日月が上るのはおかしい」と小学校教諭から指摘があり、77年から文と絵を二十日の月に差し替えたという。滝平は不意で、立腹して三日月の原画を捨てようとしたがの普美子さんが止め、現在まで残っていたようだ

    本の記事 : 幻のきりえ見つかる 「モチモチの木」原画 - 上原佳久 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
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    filinion 2013/05/05
    ”「丑三つ時に三日月が上るのはおかしい」と小学校教諭から指摘が”た、確かに…。科学考証的にはそうだけども…。なるほどなあ。/確か、「イシャサマオ ヨバナクッチャ」でもけちを付けられてたんだよなあ。
  • 【レビュー・書評】ガロア 天才数学者の生涯 [著]加藤文元 - 新書の小径 - BOOK:asahi.com(朝日新聞社)

    ガロア 天才数学者の生涯 [著]加藤文元[評者]青木るえか[掲載]週刊朝日2011年2月25日号著者:加藤 文元  出版社:中央公論新社 価格:¥ 882 ■BL的妄想をかきたててくれる なんか有名ですよね、『ガロア』。 数学の天才で若くして決闘で死んだ、という話はやたら知られている。顔はよくわからないが、悪くなさそう。ボーイズラブ小説の登場人物みたいでドキドキさせられる。しかしBL小説の登場人物の職業や家柄がやたら凝ってるのに読んでもまったく実態がわからない(20代で巨大コンツェルンCEOなのに、美少年と恋愛というような)のと同様、ガロアの数学上の業績もまったくわからない。いや、知ろうとしないこっちが悪いんだが、BL小説的なカラッポの印象が強いのだ、ガロア。 なのでこのを見つけた時は「これを待っていた! 遅すぎた発刊だ!」と喜んだ。期待に違わず、最初のほうは「巻を措く能わず」で、という

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    filinion 2011/02/22
    書評というか本人のエッセイだろこれ。/昔、BL同人のペーパーに「空海x最澄萌えです!大日教は読み終わったので次は…」とか書いてあって度肝を抜かれた。ガロア萌え腐女子がガロア理論をマスターしても驚かないよ。
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