ブックマーク / www.mededge.jp (6)

  • 糖尿病のきず、ナノテクノロジーの保湿クリームで回復を早める | Medエッジ

    写真はイメージ。記事と直接の関係はありません。(写真:Jakob Breivik Grimstveit/クリエイティブ・コモンズ表示-継承 2.0 一般) ナノテクノロジーが作り出した保湿クリームで、糖尿病による皮膚のきずの回復が早まった。  米国の研究グループが、米国科学アカデミー紀要2015年4月20日号オンライン版で報告した。 糖尿病、5人に1人はきずに悩む 2700万人といわれる米国の糖尿病を患う人のうち、約600万人が慢性的な治らない皮膚のきずに悩んでいる。5人に1人に及んでいる。  研究グループは、「GM3合成酵素」と呼ばれるタンパク質をきずの部分で減少させると、きずの治りを正常にできると発見している。このきずの回復を邪魔する遺伝子の働きを抑えて、きずの治りを早めようというもの。  使うのは直径13ナノメートル(ナノは10億分の1)の金のナノ粒子。その表面に遺伝物質の核酸を付け

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    filinion
    filinion 2015/05/07
  • 糖尿病薬インスリンにジェネリック薬がない、「100年近く守られる」、安価にならない | Medエッジ

    糖尿病の薬、インスリンのジェネリック薬がないのは、製薬会社が少しずつ変更を加えて100年近く特許を守ってきたからのようだ。  米国ジョンズ・ホプキンス大学医学大学院の研究グループが、有力医学誌ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシン2015年3月号で報告した。 糖尿病にとっては重要な薬 米国では600万人以上が使用しているインスリン。  糖尿病は医薬品を使用せずに生活習慣の改善で管理できる場合も多い一方で、一部の人は毎日インスリンを注射しなければならない。  処方薬が保険でカバーされていない場合、インスリン代は毎月120〜400ドルに上る。日円で言うと、1カ月1万~4万円ほどの範囲になる。  もっとも日では国民皆保険なので米国ほど高くなることはないにしても、負担が続くのは変わりないだろう。  インスリン代が払えない人は注射を止めてしまい、失明や腎不全につながる怖れがある。  

    糖尿病薬インスリンにジェネリック薬がない、「100年近く守られる」、安価にならない | Medエッジ
    filinion
    filinion 2015/04/04
    参入阻止行動、ってことになるんだろうか。しかし、「放っておくとジェネリックが出る」というのが、継続的に改良するインセンティブになるなら、それはそれで制度が機能してるってことなんじゃなかろうか。
  • 太った人を見ると無臭でも脳はにおいを感じる、偏見が悪影響と判明 | Medエッジ

    太った人を見ると、無臭であるにもかかわらず、脳はにおいを感じると分かった。 嗅覚への影響を調べる 米国のカリフォルニア大学ロサンゼルス校を中心とする研究グループは、その結果を肥満の専門誌、ジャーナル・オブ・オビシティー誌オンライン版で2015年2月4日に報告した。  人の顔に対する強力な偏見(スティグマ)が、身体のサイズと関連していると知られている。  今回、研究グループは、偏見と一致した負の認識を敏感に検出する新しい方法を考案して検証した。  対象者に太った人とやせた人の写真を見せ、同時に未知の無臭の物質をかいでもらうという実験を行うというものだ。 太った人を見ると悪いにおいに感じる その結果、未知の物質は、やせた人よりも太った人の写真を見せた時により悪いにおいに感じられていた。  汚名を着せられた個人は、間接的に嗅覚の反応を通じて評価される可能性があると研究グループは説明している。さら

    太った人を見ると無臭でも脳はにおいを感じる、偏見が悪影響と判明 | Medエッジ
    filinion
    filinion 2015/04/04
    「においがする」というのは、思い込みの影響を受けやすいからな…。「太った人」に限らず、例えば人種的なものでもそういう現象が発動しているんではないかな、という気がする。
  • クリスパー(CRISPR)技術の利用に警鐘、サイエンス誌 | Medエッジ

    遺伝子を特定の場所で切断する。画像はイメージ。記事と直接の関係はありません。(画像:Hiroshi Nishimasu, F. Ann Ran, Patrick D. Hsu, Silvana Konermann, Soraya I. Shehata, Naoshi Dohmae, Ryuichiro Ishitani, Feng Zhang, and Osamu Nureki) DNAを切断、接合する革命的な新技術。クリスパー・キャス9(CRISPR-Cas9)という技術が注目されている(ノーベル賞が来年でもおかしくはない、「クリスパー・キャス」の進化を参照)。  人の遺伝子疾患の治療に用いる際には慎重に利用すべきか議論を呼んでいる。  米国カリフォルニア大学バークレー校を中心とした研究グループが、有力科学誌サイエンス誌で2015年3月20日に報告した。 生殖系細胞での組換えは中止を!

    クリスパー(CRISPR)技術の利用に警鐘、サイエンス誌 | Medエッジ
    filinion
    filinion 2015/03/28
    ヒト遺伝子より、細菌とかの方が心配なんじゃないのかしら。
  • 頭への衝撃で脳の処理速度が遅くなる、ボクサー1試合ごとに0.19%のペース | Medエッジ

    頭を何度も強く打つと、脳容量が小さくなり、処理速度が遅くなることが分かった。  ボクサーと総合格闘家を対象に検証した結果だ。 米国クリーブランド・クリニックを中心とした研究グループが、ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・スポーツ・メディシン誌で2015年1月30日に報告している。 131人を4年間調べる 研究グループは、総合格闘技の選手131人、ボクサー93人、合計224人のプロ格闘家を対象として、脳を何度も打つことの影響を検証した。  被験者は18歳から44歳で、半数は高校を卒業しておらず、半数は大学レベルの学力だった。プロ格闘家としての経歴は0年から24年で、平均4年。プロでの試合数は0回から101回で、1年あたりの平均は10回だった。  被験者は試験開始時とその後の4年間、毎年、MRIで脳容量を量った。知力を評価するため、言語記憶、処理速度、細かい動作の能力、反応時間の試験も行った。ま

    頭への衝撃で脳の処理速度が遅くなる、ボクサー1試合ごとに0.19%のペース | Medエッジ
    filinion
    filinion 2015/02/11
    恐ろしいなあ…。プロ人生で平均40試合あって、一試合ごとに0.19%遅くなるって、かなりでかいな。「パンチドランカー」と呼ばれるのはそれが目立つ状態で、症状は一試合目から徐々に進行している…ということ?
  • 「獰猛なコレラ菌」、周りの細菌を槍で刺し殺し、食べて自らを強化、サイエンス誌より | Medエッジ

    いわゆる「コレラ」という病気は、ビブリオ・コレラエ(以下、コレラ菌)が小腸に感染を起こして発症する。水様性の下痢から重篤な脱水症状を起こすことが特徴である。  このたびコレラ菌が、スピア(小さな槍の形をしたもの)を使って、周囲の菌を突き刺して殺し、そのDNAを取り込んで自らを強化しているという事実を突き止めた。  スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)が、サイエンス誌2015年1月2日号に報告した。 捕物の特性を取り込む コレラ菌の、スピアで他の細菌を殺す「捕行動」は、菌の環境によって生じている。  コレラ菌は自然界では水中に住んでおり、エビやカニといった甲殻類に生着し、貝殻の成分であるキチンという糖類をべて生息している。  今回、分かったのは、このキチンを利用し、コレラ菌が攻撃モードを作り出しているということだ。  周囲の菌をスピアで攻撃し、そのDNAを獲得しており、「水平転移

    「獰猛なコレラ菌」、周りの細菌を槍で刺し殺し、食べて自らを強化、サイエンス誌より | Medエッジ
    filinion
    filinion 2015/01/11
    自分が「食った」キチン質を利用して棘を作りだした上、刺し殺した餌のDNAを取り込んで自らを強化する…って、どんなマンガ的最強生物だよ、と思うが…。
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