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  • EMへの疑問(16)~東京湾はEMで浄化されたの?~ - 杜の里から

    (「はてなブログ」に引っ越しました。該当エントリーはこちらです。) 東京都区内で行われているEM活動で、最も有名なのは日橋川へのEM活性液の投入活動です。 2006年(平成18年)に日橋川河畔にEM培養装置が設置され、以来毎週10トンのEM活性液が投入されていますが、この事によって川の水質が劇的に改善したという訳ではない事は以前何度かブログ内で取り上げました。 【自ブログより】 (2009年11月12日 「EMへの疑問(4) ~その効果はホントなの?(前編)~」) (2009年11月14日 「EMへの疑問(5) ~その効果はホントなの?(後編)~」) (2010年12月28日 「その後の日橋川(しのぶさんのコメントへの返事)」) しかしEMの開発者である比嘉照夫氏(以下「比嘉さん」と呼称します)は近年は、EM投入によって日橋川のみならず、東京湾までもがきれいになったと自身のサイトで

    EMへの疑問(16)~東京湾はEMで浄化されたの?~ - 杜の里から
    filinion
    filinion 2017/02/18
    東京湾の環境は危うい状況で、住民の協力が必要であるところ、「EMを毎週10トン入れたら東京湾が泳げるくらいきれいになった! 東京湾で泳いだら多少の皮膚病は治るくらいだ!」などと吹聴するのはマイナスだと。
  • 改訂された疑似科学評定サイト - 杜の里から

    今年のニセ科学関連のトピックスとしては、まずは1月下旬に明治大学による「疑似科学とされるものの科学性評定サイト」が作られた事が挙げられます。 しかし当初は、その方向性や評定の仕方、掘り下げ方の浅さ等が色々指摘されたりしました。 あれから10ヶ月、サイトの更新情報を見てみますと、新年度となった4月以降から積極的に更新を繰り返しており、最新では9月21日に「ホメオパシー」の項目が改訂されています(→更新情報)。 取り上げている項目も旧版より増え、当初指摘があった「水ビジネス」という項目も、現在は「水からの伝言」と「活性水素水・(電解還元水)」とに分けられて、「電磁波有害説」は新たに設けられた『安全性に関する言説』という項目に移動しています。 内容についても各項目でブラッシュアップが施されており、例えば「EM菌」の項目などは初めの頃から比べると見違えるほどの情報量となっており、〔語句説明〕の部分

    改訂された疑似科学評定サイト - 杜の里から
    filinion
    filinion 2015/10/05
    なにはともあれがんばって欲しい。
  • マイエンザはなぜ効くのか - 杜の里から

    はてなブログに引っ越しました。当該エントリーはこちらです。) 環境問題への関心の高まりと共に、全国各地で様々な環境浄化運動が行われています。 その中には微生物資材を用いた河川浄化運動というものがありますが、そのやり方を巡り専門家と環境団体とで賛否が分かれています。 それは学校教育の現場でも同様で、微生物資材に詳しい教師がいないために、考えもなしにただカタログ通りに使用しているだけの、とても教育とは呼べない事例も中には見受けられます。 そんな中、微生物資材とどう向き合えば良いのかとても参考になる事例を見つけましたので、今回はそれを紹介していこうと思います。 舞台は静岡県浜松市。ここにある湖としては全国的に浜名湖が有名ですが、その隣に「佐鳴湖(さなるこ)」という小さな湖があります。 ここは周辺地域の急激な開発の影響で年々水質が悪化し、2001年には水質調査で全国ワースト1になってしまったとい

    マイエンザはなぜ効くのか - 杜の里から
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    filinion 2015/09/05
    “『科学』は疑う所から始まり、 『宗教』は信じる所から始まる。”けだし名言。
  • 『NEWS23「江戸しぐさ」特集』を見て感じた事 - 杜の里から

    6月25日のNEWS23で、「江戸しぐさ」が特集として取り上げられました。 「江戸しぐさ」の偽史性についてはネット内では以前から指摘されていましたが、ようやくマスコミでも取り上げられたかという事でじっくりと見てみました(以下強調は引用者によります)。 特集ではまず「江戸しぐさ」の紹介から始まり、これは〔NPO法人 江戸しぐさ〕が中心となって普及活動が行われている事、小中学校の道徳教育や民間企業で教育・研修の一環として取り入れられ、3年前から中学公民の教科書に掲載され、文科省作成の小学生用道徳教材で推奨され、その教材は今年度は120万冊配布されている事などが紹介されます。 しかし今、この「江戸しぐさ」に疑問が相次いでおり、特集ではその一例として【時泥棒】を紹介します。 【時泥棒】とは、 「江戸の人たちは時間に厳しく、事前の約束なしに相手を訪問することはマナー違反だった」 として、その理由につ

    『NEWS23「江戸しぐさ」特集』を見て感じた事 - 杜の里から
    filinion
    filinion 2015/06/27
    まあ…これが限界なんじゃないか、という気も。それに、しかつめらしく取り上げるより、笑いものにした方が有効なこともあるのかも。
  • 「ニセ科学」講座は中止になったけど - 杜の里から

    8月1日、「明治大学リバティアカデミー」で、「水からの伝言(以下「水伝」)」著者の江勝氏とEM開発者の比嘉照夫氏を招き、「ガイア、この水と微生物の共鳴する世界」と題した講座が開催される告知がなされました。 この講座について、多分大半は批判と思われる様々な意見が大学側に寄せられた事により、8月8日、明治大学リバティアカデミーではこの講座開催を中止する事を正式に決定しました(前回ブログ)。 しかしながらくだんのサイトを見てみますと、8月10日現在、そこにはまだ【中止】の文字はなく、さすがに前回あった「水からの伝言」のの写真はなくなっていますが、その他の内容は8月1日のものと何ら変わりありません。 (8月1日)   (8月10日) いつまでここをこのままにしておくのか気になりますが、それよりも気になるのはこの中止のお知らせの文言です(強調は引用者)。講座内容を再度慎重に検討をした結果,開講し

    「ニセ科学」講座は中止になったけど - 杜の里から
    filinion
    filinion 2014/08/10
    中止自体は結構なんだけど、構図としては、国士舘大学の学部祭が「ポスターの日の丸が欠けている!国旗への冒涜だ!」「なぜ外国の有識者ばかり呼ぶんだ!」で中止になったのと同じ、ただの事なかれ主義だよな…。
  • EMへの疑問(3)~EMは「ニセ科学」か?~ - 杜の里から

    EMについてあれこれ調べていますと、必ずと言っていいほど「波動」やら何やらが登場してまいります。そのためよく「EMはニセ科学」とも言われています。 ここでは来「環境浄化活動」に焦点を絞るつもりでいましたが、やはりこの問題も避けては通れないと思い、ここで私自身の感ずる所を書いておこうと思います。 「ニセ科学」とは、【見かけは科学のようでも、実は科学ではないもの】というものを指して使われている単語で、「波動」などがその代表格に上げられます。 そしてその関わりからEMも「ニセ科学」の仲間と見られている訳ですが、実は私自身としては、『商品』としてのEM自体は「ニセ科学」ではないと思っています。 EMは『数ある微生物資材の中の一つ』にしか過ぎない、というのが私の認識です。つまり普通の微生物資材であるという事です。 普通の微生物資材であるからには、それなりにうまく使えば効果は十分期待出来るものです。

    EMへの疑問(3)~EMは「ニセ科学」か?~ - 杜の里から
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    filinion 2013/10/19
    そうかなあ。普通の空気清浄機を「モフモフクラスターの波動力によって空気中のウイルスを分解、スギ花粉を無害化し、皮膚常在菌がうんたらかんたらで人間は健康に」とか言って売ったらそれは疑似科学だと思うけど。
  • 自然水系に微生物資材を投入するというのはどういう事か - 杜の里から

    はてなブログに引っ越しました。当該エントリーはこちらです。) 宮城県には毎年冬になると白鳥が飛来し、ラムサール条約にも登録されている伊豆沼という湖があります。 この湖も年々水質の悪化が進み、また外来種のブラックバスが増えたりと様々な環境問題を抱えており、宮城県では平成20年に「伊豆沼・内沼自然再生協議会」を設立し、伊豆沼の再生に向けての取り組みを始めています。 近年、河川にEMという微生物資材を投入する環境活動が各地で行われる様になり、この伊豆沼でもEM使用についての件が検討されました。 検討結果は結局、県としてはEMは「不採用」という結論となりましたが、その時の資料が以下のページで公開されていますので、ここで改めて紹介したいと思います。 「宮城県HP」より「伊豆沼・内沼自然再生協議会」ページ中の ・配布資料 「資料1 第6回伊豆沼・内沼自然再生協議会の意見への対応について」(PDF

    自然水系に微生物資材を投入するというのはどういう事か - 杜の里から
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    filinion 2013/07/22
    もしも、ウチの学校にEMが入ってこようとしたら資料にする。
  • 「自己責任」と言えば許される訳ではない - 杜の里から

    11月2日から3日にかけて、ちょっと衝撃的な話題がネット内を駆け巡りました。 それはお料理レシピサイト「クックパッド」に、 『【EM活性液で!】塩麹油麺! 』 というレシピが載せられているのが発見された事でした。 レシピ内容は農業用微生物資材である「EM・1」を調味料代わりに使うというものでしたが、昨日からのTogetterのまとめなどを見て通報が行ったのか、幸いその記事は現在サイトからは削除されています。 私は今回の騒動をリアルで目撃していましたが、そのレシピの中で語られていた「自己責任」という言葉に大きな違和感を感じています。 「自己責任」という言葉は2004年に起こったイラクでの人質事件の際に大きな議論ともなりましたが、ただ今回の場合はそれ以前に、その使われ方自体がおかしなものだったからです。 通常「自己責任」と言う場合、周りからその危険性が指摘されたり注意喚起が行われているにも関わ

    「自己責任」と言えば許される訳ではない - 杜の里から
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    filinion 2012/11/08
    自分の責任を回避するために「自己責任」って言葉を使いつつ、何かを売ったり勧めたりする態度って、何か名前を付けられないだろうか。「自己無責任」とか?
  • 中央メディアが伝えない事 - 杜の里から

    7月19日の河北新報に思わず注目した記事がありました。 通常この手の記事は東北エリアの所に掲載されるのが常なのですが、今回は他の三面記事と同様な扱いをされていたので、つい目を引く形となったのです。↓ (クリックで拡大) この記事はWEB版にもありましたので、以下そこから文記事を引用します(強調は引用者によります)。福島県訪れた観光客 旅行会社アンケートで9割が「良かった」 東日大震災後に福島県へ観光に訪れた旅行者の91.0%が「訪れて良かった」と感じていることが、クラブツーリズム(東京)の旅行者アンケートで分かった。 同社は「福島第1原発事故で不安を抱いた旅行者が、実際に訪ねてみて福島県の自然や温泉など観光地としての魅力に引かれ、認識を改めたようだ」とみている。「どちらともいえない」は5.1%、「そう思わない」は0.7%だった。 福島県を訪れた目的(複数回答)は「復興支援の思いから」が

    中央メディアが伝えない事 - 杜の里から
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    filinion 2012/07/23
    そのニュース自体は初耳だけど、福島を舞台にした旅行番組とかは結構やってる気もする。/一方で、まだ電気が通らない惨状だとかいうのは宮城の方だっけ。「被災地」が脳内でごっちゃになるのはいかんな。
  • 伝わらない警告 ~NHKの検証番組を見て感じた事~ - 杜の里から

    3月22日(木)のNHKスペシャル「NHKと東日大震災 より多くの命を守るために」を興味深く見ました。 この番組は「大津波の危機感をどこまで伝えられたか」、「原発事故の見えない危険をどこまで伝えられたのか」、「被災者を支えるきめ細かい情報はどこまで伝えられたか」の三点についての震災報道のあり方の検証だった訳ですが、特に大津波の報道については、実際に被災地でその放送を聞いていた者として言わせてもらえば、どうしてもテレビ局側とこちら側との意識のズレというものを感じざるを得ませんでした。 震災当日、宮城県では地震直後に全世帯が停電となり、すぐに携帯も繋がらなくなり、外部との連絡手段が完全に断たれてしまった状況になっていました。 そんな中、我々が一番頼りにしたのはラジオだったのですが、その放送内容は当初はテレビのアナウンスをそのまま流していたものでした。 そのため我々が欲しかった情報は極めて限定

    伝わらない警告 ~NHKの検証番組を見て感じた事~ - 杜の里から
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    filinion 2012/03/25
    視聴者側の教訓は、「ラジオが“避難してください”と言ったら全力で逃げろ」かなあ…。限られた地域の実況より広い地域の警報を、という姿勢は正しいと思うが、パニックを怖れる余り正常性バイアスに勝てなかった。
  • EMだんごを投下する前に考えて欲しい事 - 杜の里から

    (「はてなブログ」に引っ越しました。該当エントリーはこちらです。) EMだんごによる環境浄化運動について以前このようなエントリーを挙げたのですが、今も相変わらずあちこちでEMだんご作りは行われているようです(→例えばこれなど)。 こういう子供を巻き込んだ環境運動というのは、そもそもそれを子供に教える大人の存在というものがある訳ですが、それを考えた時、私はいつもこういう疑問を抱くのです。 ここの学校では、いったいどのような環境学習が行われているのだろう、と。 EMだんごについては、COP10で配布された〔株式会社EM生活〕発行の資料(pdf)の中のp.20に以下のような説明がなされています。 【EM団子が川底に沈み、水の中でゆっくりと崩れてゆくと、団子の中のEMが水の中に飛び出し、微生物環境のバランスを整えながら安定した浄化作用を発揮します。】 浄化活動を行っている人達は多分ほとんどの人がこ

    EMだんごを投下する前に考えて欲しい事 - 杜の里から
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    filinion 2010/12/05
    EMだんごを作らせた上で「川にも使えるの?」と聞いた先生はすごいと思う。川に投入して「君たちでも環境に貢献できたね、すごいね(成果は検証せず)」の方が、子どもは満足するし先生も楽なのに。/…対照実験は?
  • 血液サラサラの不安 - 杜の里から

    いつもの巡回コースを辿っていて気になる記事を見つけましたので慌ててアップ。 Archives 「【注意喚起】血液サラサラの写真撮影を病院以外でされちゃった方へ 」 いや一瞬ドキリとしてしまいました。 というのは、かつて取り上げた事がある「I-CAS」のエントリーでも「血液サラサラ」には触れた事があるんですが、この時は血液写真の方ばかりに気を取られていて、こんなC型肝炎の危険性などまるで考えていませんでした。 「I-CAS」では各地に「体感ルーム」なるものが作られ、そこでお客さんの血液を採取して、「I-CAS」体験前と体験後との比較を行っているのです。こんな具合に。↓ また別な例でもこういうのが見つかりました。↓ こちらの例では【平成21年5月にリニューアルしました!】とも書かれています。 はてさて、ここでは現在もこのような事が行われているのでしょうか? それにそもそも、血液採取をするには臨

    血液サラサラの不安 - 杜の里から
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    filinion 2010/01/22
    元記事が読めないんだけど、信頼できる機関以外で体に針を刺させるな、と。/信頼しちゃ駄目な組織を信頼する人がいるのが問題なんだよな…。医療行為として違法なら取り締まるべき。
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