日経平均反発、実需買い乏しく買い一巡後は伸び悩み2009年10月15日16時5分 [東京 15日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は反発。ダウが1万ドルを回復するなどの米株高に追随し、東京市場は買い戻しとなった。 ただ、午前中に200円を超す上昇となった後は伸び悩み。短期筋による先物買いが主体で実需の買いにはつながらず、逆に小口の戻り売りに押されたという。東証1部の売買代金は1兆3743億円と低調だった。 市場では「8、9月のもみあいレンジだった1万0200円─1万0500円前後の商いがシコリとして依然、重くのしかかっている。国内材料に乏しく外部要因頼みの状況下で、上抜けるエネルギーはない」(みずほ証券エクイティ調査部・シニアテクニカルアナリストの三浦豊氏)との声がきかれた。 東証1部騰落数は値上がり1114銘柄に対して値下がり421銘柄、変わらずが149銘柄だった。 日経平均は25日移