「たばこ」に改めて注目が集まっている。 その理由は、最近、電子タバコや加熱式タバコなど従来の喫煙に代わるいろいろな製品が出回っているからだ。非喫煙者などから煙たがられる愛煙家のために、選択肢が広がっているのである。 ただ国によって、「代替品」のトレンドは違う。各国の当局による規制もあり、米国などでは液体を使う電子タバコが主流で、日本では葉っぱを加熱する加熱式が人気を得ている。 そうしたタバコの新しい選択肢について、米国で「これまでで最も包括的」なリポートが公表されてニュースになっている。2018年1月23日、全米科学アカデミー(NAS)、全米技術アカデミー(NAE)、米国医学研究所(IOM)の出したものである。 米紙「ニューヨーク・タイムズ」は、彼ら「公衆衛生の専門家たち」が、電子タバコについて「従来のタバコよりも安全で、タバコを止める手助けになる可能性があると、リポートは結論付けている。
![加熱式タバコ「アイコス」は米国上陸なるか|有害性めぐり「嘘つき」の大激論](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/87af9e648fa91ce37676e085012bdb41b7b33871/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcourrier.jp%2Fmedia%2F2018%2F01%2F27020449%2FECIGARETTES_REPORT.jpg)