テクノロジーでつながっている今の時代、ウェブサイトは企業の顔だ。企業は事業の内容や理念、そしてそれがなぜ重要なのかを、ウェブサイトを使って効果的に世の中に伝えなければならない。 ロンドンに本社を置く調査・コンサルティング会社ボーウェン・クラッグス(Bowen Craggs & Co.)は2007年以降、世界の大手企業のウェブサイトのランキングを作成しており、このほどその2016年版が発表された。世界の時価総額トップ200社のウェブサイトの中から、最も優れていると判断したトップ30社を選んだものだ。 同社のスタッフが対象企業1社ごとにそれぞれ「この企業はウェブサイトを通じて何をしようとしているのか」、「それは成功しているのか」を報告書にまとめ、それをもとにランキングを作成した。 今回1位に輝いたのは、スイスに本社を置く食品・飲料メーカーのネスレ。同社のウェブサイトは的を絞った内容で、企業のア