サーバ向けARM SoCを発表 何年もの開発期間を経て、Qualcommがついにサーバ向けARM SoC(System on Chip)を発表した。同社がIntelのクラウドサーバビジネスの後を追いかけていることが明白になってきている。 10nmプロセスを適用したARM SoC「Centriq 2400」は、Qualcommが長年にわたり多大な資金を投じて積極的に取り組んできた開発の成果である。同プロセッサの開発は、半導体産業が活力を維持するためには不可欠な、野心的かつ革新的な賭けであったといえよう。 Qualcommは、米国カリフォルニア州サンノゼで開催したイベントで、同SoCのパイロット生産に着手し、既に出荷も始めていること、この四半期には売上高を見込めることを明らかにした。このイベントには、QualcommのエコシステムのパートナーであるMicrosoftとRed Hatが参加してい
全世界で稼働中のスーパーコンピュータ(スパコン)の演算性能を集計するTOP500プロジェクトは2017年11月13日、最新の演算性能ランキングを発表した。日本のスパコンベンチャーPEZY Computingのグループ企業ExaScalerが開発し、海洋研究開発機構(JAMSTEC)に設置したスパコン「暁光」が4位に浮上した。 暁光の実行演算性能は19.14ペタFLOPS(1秒当たり浮動小数点演算実行回数)。1984個の演算コアを備えた独自のアクセラレータ「PEZY-SC2」を計1万個搭載することで実現した。日本のスパコンでは、東京大学と筑波大学が共同運営する9位の「Oakforest-PACS」(13.55ペタFLOPS)、理化学研究所が保有する10位の「京」(10.51ペタFLOPS)を超えて首位となる。 暁光は2017年6月発表のTOP500で初登場(69位)したが、当時は冷却用の液浸
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